【差をつける英文法】 第3回テーマ 基本時制|中学受験エリート

【差をつける英文法】 第3回テーマ 基本時制

このシリーズでは、英文法の各テーマにおける「差がつくポイント」を紹介します。

第3回英文法テーマは「基本時制」です。

基本事項を参考書等で理解した上で、知らない内容はぜひご自身の頭の中に追加INPUTしてくださいね。

では、肩の力を抜いてゆる~りお読みください!  (by Izu)

 

 

<現在時制の用法>

※間違いを探そう!

誤): I  didn’t  know  that  the  earth  went  around  the  sun  until  I  was  seven .

⇒「私は7歳になるまで、地球は太陽の周りを回っているということを知らなかった。」という意味で、didn’t knowと過去の話であるから、から、that節の動詞も過去形wentにしがち。しかしながら、that節の内容は「不変の真理」に該当するので動詞の形は現在形のままでよい。

正): I  didn’t  know  that  the  earth  goes  around  the  sun ~ .

 

※微妙な違いを理解しよう!

1): We  leave  for  America  next  Friday .  ※現在形を用いている

2): We  are  leaving  for  America  next  Friday .  ※現在進行形を用いている

3): We  will  leave  for  America  next  Friday .   ※未来時制will~を用いている

 

⇒1)【往来・発着】を表す動詞を用い【変更のない予定】を表す場合は、未来を表す語句を伴って現在形を用いる。

⇒2)現時進行形を使うと「それに向けての準備が進んでいる」含みを持つ。

⇒3)willは「そういう未来の予定がある」というだけ。

 

※未来代用を適用する?しない?

(未来代用:「時」・「条件」を表す副詞節内では未来のことであっても現在(完了)形で表す、というルール)

誤): I  don’t  know  when  he  arrives  in  Tokyo .

⇒「私は彼がいつ東京に到着するか(ということを)知らない。」という意味。when以下のまとまりは、knowの目的語となっており、文中で名詞のまとまり(名詞節)を形成しているため(目的語=絶対に名詞!)、未来代用の法則を当てはめてはいけない。

正): I  don’t  know  when  he  will  arrive  in  Tokyo .

 

未来代用を適用する?しない?

誤): Please  tell  me  if  she  comes  to  the  party  tomorrow .

⇒「彼女が明日パーティーに来るかどうか(ということを)私に教えてください。」という意味。上と同様に、if以下のまとまりはtellの直接目的語(O2)となっており、文中で名詞のまとまり(名詞節)を形成しているため、未来代用の法則はもちろん当てはまらない。

正): Please  tell  me  if  she  will  come  to  the  party  tomorrow .

 

未来代用を適用する?しない?

例文): If  he  will  help  me  financially ,  I  will  be  very  happy . 

⇒「もし彼が経済的に私を助けてくれるつもりでいるなら、とてもありがたい。」という意味。このwillは、ifで導かれる条件節(副詞節)の主語(he)の意志を表している。未来ではなく意志を示しているwillなので、副詞節内ではあるが未来代用には該当せず、正しい文となる。

 

<過去時制の用法>

※「大過去(had+過去分詞)」時制を使わなくてもよいケース

例文1: She  got  up ,  had  breakfast ,  and  went  out . / 彼女は起きて朝食を食べ、外出した。

連続して起きた過去の複数の出来事を時間順に沿って表す場合は、時間差を動詞の形で表す必要はなく、全て過去形で揃えてよい。

例文2: Yesterday  I  woke (had  woken) up  before  the  sun  rose . / 昨日私は日の出前に目が覚めた。

この場合、日の出より前に目覚めた訳だから、より「昔」の動詞を大過去(had+過去分詞)にするのが普通だが、beforeやafterなどの接続詞を使った場合や文脈的に前後関係が明らかな場合などは、このように過去時制を用いることが多い。

 

<未来時制の用法>

※willとbe going to の使い分け!

例1: ’ The  phone  is  ringing . ‘  ‘  I’ll  get  it . ‘ / 「電話が鳴っているよ。」「自分が取るよ。」

この場合、私が電話を取るという意志はこの場で生じたものであるから、be  going  to ~を使うのはふさわしくない(be going toは前もって考えられていた意を含む)。

例2: Are  you  going  to  resign  ? / あなた辞職するつもりなの?

Will  you ~ ? の場合は「予定」を聞いているのか「依頼」をしているのかがあいまいになるが、be  going  to だと疑問文で使っても「依頼」を表すことはなく、単に「相手の意志」を問う疑問文となる。逆に、willを使って「予定」を尋ねたければ、Will  you  be ~ing ? のように未来進行形で表すとよい(丁寧な聞き方である)。

 

<進行形の用法>

※状態動詞(代表例:know/belong/like など)は進行形にしない、というのは正しい理解なのか?

例文1: She  is  being  very  quiet  today . / 彼女は今日は(いつもと違って)とても静かだ。

この文は、状態を表すbe動詞を現在進行形にしている。ふつう状態動詞は進行形にはならないが、「一時的な状態変化を表す場合、このように現在進行形が使われる。

例文2: She  is  resembling  her  mother  more  and  more . / 彼女はますます母親に似てきている。

この文は、resemble(~に似ている)という状態動詞(他動詞)を使っているが、この動詞は「変化・推移を表す」語句を伴い現在進行形「~に似てきている。」という意味で使うことができる。

例文3: She  is  smelling  roses  there . / 彼女はそこでバラの香りをかいでいる。

動詞smellは、第2文型でつかうと「SはCのかおりがする」という状態動詞であるが、第3文型で使うと「~のかおりをかぐ」という動作動詞となるため、この文はただの動作動詞の現在進行形である。動詞tasteも、第3文型「~の味見をする」という意味で使う場合は動作動詞であり、進行形で使うことができる。

例文4: 正) I  am  listening  to  music  now . / 私は今、音楽を聞いている。

     誤) I  am  hearing×  music  now .

listen to ~(~を聞く)、watch(~を見る)、look at ~(~を見る)は、意識的な動作を表す動詞のため進行形にできる。

 

一方で、hear(~が聞こえる)、see(~が見える)は、無意識的な状態を表す動詞のため、進行形では使わない。

 

 

第3回「基本時制」は以上です。

基本理解の上に差がつくポイントを積んで、アナタも「高校英語の文法マスター」になろう!

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