どうしても受験勉強をしたくない時の対処法を原因別に解説!
受験生なら誰しも「勉強したくないなぁ…」と思うことがあるでしょう。
この記事では、勉強したくなくなってしまう原因と、原因ごとの対処法を紹介しています。
この記事を読み終わる頃には、勉強に対して前向きな気持ちになれているはずです。
ぜひ参考にしてください。
この記事の内容
・勉強したくない原因は人それぞれ
・原因に合った対処法をとろう
・努力すること自体にも価値がある
勉強に対してどうしてもやる気が出ない
単純にやる気が出なかったり、勉強の他にやりたいことがあったりすると、勉強のモチベーションが上がりませんよね。
そんな時は、勉強を始めるハードルを下げることが重要です。
対処法①とりあえず5分だけ勉強する
どんなに腰が重くても、5分だけ頑張るつもりで勉強を始めてみてください。
人間は実際に作業をこなすことで、やる気や集中力が出てくるようになっています。
「やる気がないから勉強しない」ではなく、「勉強しないからやる気が出ない」なのです。
対処法②誘惑物を遠ざける
趣味や娯楽など、勉強の他に誘惑がある場合の対処法です。
部屋の環境を確認して、誘惑物が近くに見えるようであれば、環境を整えてみてください。
ハーバード大学の研究によると、20秒以内で取りかかれる行動ほど習慣化しやすく、逆に20秒以上かかる行動ほど習慣化されにくいということです。
これを利用して、勉強道具はすぐ近くに置き、誘惑物は部屋の外に置くか、すぐに取りかかれないように対策するといいでしょう。
勉強が習慣になりやすいような環境に身を置くことが大切です。
対処法③好きな音楽を聴く
音楽はモチベーションを高めるのに有効です。
勉強を始める前に、好きな音楽を5分または1曲聴きます。
すると、勉強に対する気持ちのハードルが下がるはずです。
ただし、音楽を聴きながらの勉強は効率が下がるため、音楽は自分で止めるか勝手にオフになるように設定してください。
勉強が楽しくない
勉強が楽しくないと感じる理由は、主に以下の3つがあると思います。
・勉強しても頭に入っている実感がない
・レベルの合っていない内容を勉強している
・勉強しても自分には理解できないと思っている
頑張って勉強しているにもかかわらず内容が身についている感覚がないと、気分が上がらないものです。
そうなると勉強が楽しくなくなってきます。
同様に、レベルが合っていないと、いくら教科書や参考書を読んでも内容を理解できません。
これも勉強が嫌になる状況ですよね。
このような場合は、自分の実力を可視化したり、人を頼ったりすると解決できることが多いのです。
対処法①とにかく問題を解く
教科書・参考書の演習問題を片っ端から解いていくという勉強方法です。
志望校が決まっているなら、何度も過去問を解くのもいいですね。
問題を解く回数が増えていくごとに正答率が上がっていけば、自分の実力がついていることが客観的に分かります。
また、問題になっている内容はその単元の中でも重要な部分であることが多いので、アウトプットしながら無駄のない勉強ができるのではないでしょうか。
対処法②基礎を完璧にしてみる
たくさん問題を解いていると、つまずく内容が出てくるはずです。
そうなった場合、つまづいた内容の基礎をもう一度おさらいしてみましょう。
具体的な方法としては、難しいと感じる内容が出てきたら、理解できる内容まで戻ります。
戻ってみると、理解できる内容と理解できない内容の境目があるはずです。
その境目さえしっかり理解できれば、内容が進んでも応用できると思います。
基礎はすべての土台となっていますので、基礎だけでも完璧にする気持ちで勉強していきましょう!
応用がきいてくると、勉強が楽しくなってきますよ。
対処法③友達や先生に質問する
質問できる相手がいれば、すぐに問題解決できる可能性があります。
どうしても分からない内容があったとき、人を頼ることも大切です。
また、人は誰かの役に立ったときに幸福を感じる性質があるので、頼られた相手もうれしくなって一石二鳥ですね。
勉強に疲れた
長時間勉強を続けることで、疲れたり集中力が下がったりすると思います。
時間がもったいないと思うかもしれませんが、休憩は勉強効率を上げるために不可欠です。
対処法①体を動かす
体を動かすことで、頭も気持ちもスッキリしますし、勉強による体のコリもほぐすことができます。
5分程度歩くだけでも効果があるので、疲れを感じたらぜひ試してほしいです。
対処法②こまめに休憩する
続けて勉強する時間を短くして、こまめに休憩を挟むようにしてください。
例えば、30分勉強して5分休憩、60分勉強して10分休憩…などです。
適度に休憩して、できるだけ疲れを持ちこさないようにしましょう。
対処法③思いきって羽を伸ばしてみる
勉強に疲れたと同時に、「なんだか気持ちが落ち込んでいるなぁ」と感じたら、一旦勉強から離れて羽を伸ばすのも良いと思います。
1週間のうち1日ぐらい勉強しなくても大丈夫です。
勉強のことは頭の片隅において、思いっきり自由を感じましょう。
心が回復したら、また勉強に励めばいいのです。
勉強する意味が分からない
受験勉強は、すぐに努力が反映されないので 「勉強して将来何の役に立つんだろう」 と思ってしまいますよね。
そうなると、一気に勉強に対するやる気が下がってしまいます。
対処法:努力した事実は残ることを知る
誤解を恐れずに言うと、学生時代に勉強した内容はほとんど役に立ちませんし、頭にも残りません。
では何が残るかというと、「努力した事実」です。
勉強は学生時代で終わりではありません。
社会に出てからも勉強が必要なことはたくさんあります。
仕事で何かを勉強する必要が出てきたとき、学生時代に努力した人はきちんと勉強して知識などを身につけるでしょう。
逆に、努力できなかった人はすぐに諦めてしまいやすく、努力することから逃げてしまうことが多いのです。
努力をしたという事実は、一生あなたを支え続けます。
まとめ
勉強したくない時の原因と対処法を解説しました。
この記事の内容をまとめると、以下のようになります。
勉強したくない原因を考える 原因に合った対策をとる たまには勉強を休むことも大事 努力した実績は残る。
逆もまた然り 勉強したくない気持ちが少しでもなくなれば幸いです。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。