中学受験の算数ができない子の特徴とは?苦手を克服する方法を紹介|中学受験エリート

中学受験の算数ができない子の特徴とは?苦手を克服する方法を紹介

 

「どうしても子供の算数の成績が伸びない」そんな風に悩んでいる親御さんは多いです。

中学受験において算数は重要な位置を占めますが、できない子が多いのも事実。

この記事では、中学受験の算数ができない子の特徴と、苦手を克服する方法を紹介します。

 

中学受験の算数ができない子の特徴

 

中学受験の算数ができない子には、いくつかの共通点があります。

下記の特徴にお子さんが当てはまっていたら、注意するようにしましょう。

 

計算間違いが多い

 

中学受験の算数ができない子の特徴1つ目は、計算間違いが多いことです。

計算間違いが多い子の特徴として、計算方法を理解していない、見直しをしていない、の2つがあります。

 

「割り算だけができない」や「2桁の掛け算を間違える」など、苦手な計算があるのではないでしょうか?

この場合は、特定の計算のやり方がいまいち理解できていない可能性があります。

 

こういったお子さんは、計算方法を覚える、つまり算数の基礎を固める必要があります。

次に計算方法を理解しているにも関わらず、計算を間違えるお子さんです。

 

この原因の多くは、見直しをしていないことによります。見直しをせずに間違えることは、非常にもったいないです。

普段からどんなに簡単な問題であっても、見直しをする癖を付けることで解決できます。

 

公式を覚えていない

 

中学受験の算数ができない子の特徴2つ目は、公式を覚えていないことです。

公式を覚えていないと、中学受験の算数で得点を延ばすことが難しくなってしまいます。

 

図形の問題や体積の問題、割合の問題など、中学受験では公式を必要とする問題がたくさん出題されるためです。

中学受験で必要となる公式は限られています。

 

まずは簡単な問題を解いていくことで、公式を覚えるとともに、その使い方もマスターしていきましょう。

 

見たことのない問題にチャレンジしない

 

中学受験の算数ができない子の特徴3つ目は、見たことのない問題にチャレンジしないことです。

お子さんの中には見たことのない問題に直面すると、考えることもせずに諦めてしまう子がいます。

 

学校のテストであれば、見たことのある問題を解ければ問題ありません。

しかし中学受験の問題は、お子さんを選別するために作成されます。

 

つまり学校では出されないような問題が出される可能性が高いのです。

そのため中学受験をするお子さんには、見たことのない問題にもチャレンジする力が必要とされます。

 

答えを丸暗記している

 

中学受験の算数ができないこの特徴4つ目は、答えを丸暗記していることです。

答えを丸暗記していては、中学受験で重要な応用問題に取り組むことができません。

 

答えを丸暗記していることの危険性は、発見が遅れることにもあります。

丸暗記ができていれば決まった問題は正解できてしまうため、いざ応用問題に取り組もうと思ったときに「思ったよりもできない」という事態が起こる場合があるのです。

 

公式や解法を暗記することは、悪いわけではありません。

暗記したうえで、そのロジックを理解することが中学受験では重要になります。

 

算数に対する苦手を克服する方法

 

先述したようなお子さんが中学受験の算数の苦手を克服するためにはどうすればいいのか、3つの方法を紹介します。

 

とにかく計算力を上げる

 

算数において大事なことは、とにかく計算力を上げることです。

計算ができなければ、解き方が合っていたとしても答えを間違えてしまいます。

 

中学受験の算数の土台は、計算で成り立っているといっても過言ではありません。

計算力は、とにかく問題をこなして慣れることで上げられます。

そのためにも、簡単な計算問題を解く習慣付けをしてしまうことがおすすめです。

 

「毎朝学校へ行く前に10問計算問題を解く」や

「夕ご飯の後に20問計算問題を解く」など、ルールは家庭ごとに決めてください。

 

この際に使用する教材は、一行問題がおすすめです。

手軽に解けるため、お子さんが嫌がらずに取り組めます。

 

とにかく計算問題の数をこなして、最終的には「素早いスピードで正確に解く」ことができるようにしましょう。

中学受験の入試時間は限られています。文章問題の読みときや見直しに時間が割けるため、計算スピードは早ければ早いほど有利です。

 

問題集で数をこなす

 

問題集を解いて、数をこなすことが苦手を克服するポイントです。

様々な問題に触れることで「この問題はこうやって解くんだ」とパターンが見えてくるようになります。

 

ここでポイントとなるのは、簡単な問題集から始めることです。

できれば図解など、分かりやすい解説がのっているとより良いでしょう。

 

基礎ができていない状態で応用の問題がのったような問題集を解いても、挫折の元となってしまいます。

簡単な問題を解いていって、成功体験を積み重ねていきます。

そうすることでお子さんのモチベーションを高めつつ、苦手を克服することが可能です。

 

考える力を身に付ける

 

先述したように、算数ができない子の中には「見たことのない問題にチャレンジしない」という特徴があります。

 

見たことのない問題にチャレンジできるようになるためには、考える力を付ける必要があります。

そのためには、あえて学習する問題の数を減らし、じっくりと考える癖を付けることも手です。

 

そして自分で考えて解いたという成功体験が得られれば、見たことない問題でもチャレンジできるようになります。

 

中学受験で算数ができるようになろう!

 

中学受験の算数ができない子には、いくつかの特徴があります。

特徴として計算間違いが多かったり、公式を覚えていなかったりといった、基礎が固まっていないことが挙げられます。

 

また見たことのない問題にチャレンジしない、答えを丸暗記しているといった、考える力が足りない場合もあります。

 

こういったお子さんは、計算力を上げ問題集をこなし、考える力を身に付けることで算数ができるように訓練していきましょう。

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