塾は、中学受験合格のために、授業や相談などを通して受験を全面的にサポートしてくれるサービスです。
しかし、塾に通ったからといって合格が約束される訳ではないですし、以上のように成績が上がる保証もないです。
とはいえ、だからといって諦めて良いはずがありません。
そこで本記事では、
「塾に行っても成績が上がらない原因」
「塾を利用して成績を伸ばす方法やコツ」
これらについて解説していくことで、みなさんの悩みを解決していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
塾に行っても成績が上がらない3つの原因とは
ここでは、塾に行っても成績が上がらない原因について分析していきます。
塾のペースや方針が合っていない
中学受験対策を実施している塾はたくさんありますが、それぞれレベルや授業方針は異なります。
今の自分の実力と極端にかけ離れた塾に通っていたり、コースを選択していたりすると、
「授業内容が理解できない」
「質問しても難しい説明しかされず結局理解できない」
「先生との相性が合わない」
以上のような状態になってしまい、塾に通う効果や価値が半減してしまいます。
塾を選ぶ前は、第一志望校や実力に見合った塾を選べるよう慎重になりましょう。
わからないとこををそのままにしている
自分の実力に合う塾でペースについていけてはいても、必ずどこかでわからない箇所が出てきたり、どうしても理解できない内容は出てきます。
そんな時、わからないところをわからないままにしていては、成績が上がるはずもありません。
わからない状態や理解できない状態を自分で認めるのは抵抗があるかもしれません。
しかし、その少しの抵抗が合否を左右することがあります。
必ずしも授業中に質問しなければいけない訳ではありません。
授業が始まる前や後、昼休みなどのスキマ時間でもいいので、時間を見つけて塾の先生に質問してみることが大切です。
塾以外で勉強しない
たまに、塾に通っていることに満足して、塾以外での勉強をおろそかにしてしまう人がいます。
そのような人たちは、塾の授業を受けるだけで満足してしまうため、塾で指定された宿題や復習、予習をしません。
しかし、それでは決して成績が上がることはないでしょう。
塾の授業は、あくまでも合格のための「手段」です。
塾に通う本当の「目的」を意識するようにしてください。
「第一志望の中学校に合格すること」ですよね。
この手段と目的を混同させず、塾の授業以外にも予習や復習を欠かさないようにしてください。
他の子どもと遊んでしまう
塾にはたくさんの子どもたちがいます。
その中には、自分と同じかそれ以上の志望校の子もいることでしょう。
もちろん、塾にいれば同じ目標に向かって切磋琢磨できる友達もできます。
しかし、一方でふざけ合ってお互い無意識に足を引っ張り合うような友達もできる可能性があります。
たしかに、休憩時間などに軽くふざけ合える友達の存在は大切ですが、授業や受験については切り替えができる友達を作りましょう。
伸びる!塾に行って成績を飛躍的に上げる方法3選
ここでは、塾に行って成績を上げる方法やコツについて解説します。
積極的に質問をする
わからないところがあれば質問することは、とても大切です。
しかし、成績を飛躍的に上げるにはそれだけでは不十分です。
勉強をしながら、自分から積極的に疑問を探すようにしてください。
当たり前のこととして習うことでも、まずは疑うところから入る。
こういった学びの姿勢は、中学受験だけでなく、その後の勉強や人生にもプラスになることでしょう。
通うコースや塾を再検討する
どうしても自分に合わない先生、コースや塾はあります。
また、途中で志望校が変わるといった不測の事態もあるかもしれません。
そういった場合は、塾やコースの変更を検討してみても良いでしょう。
あまりにも受験直前で変更することは望ましくないですが、小6の秋くらいまでなら変更しても悪影響はありません。
今の塾に通いながら他の塾にも通うという形式をとっている家庭もたくさんあります。
もしどうしても合わない場合は、ぜひ積極的に検討してみてください。
具体的で短期の目標を意識させる
塾に通っているだけで満足しないようにするには、塾に通う目的を強く意識させる必要があります。
第一志望合格という目標が遠く感じてしまうのなら、短期の目標を設定してあげることが大切です。
例えば次の模試で何点をとるとか、塾の小テストで満点をとるとか、これらのような具体的で短期の目標にすることが大切です。
そうすることで、短期ごとに小さな目標のために頑張ることができ、それの積み重ねが最終的に第一志望合格に繋がっていくのです。
まとめ
中学受験において、塾に行っても成績が上がらない原因とその対策方法について解説しました。
とはいえ、ここで解説したもの以外にもそれぞれの事情で成績が上がらないといったことがあるかもしれません。
大切なのは、原因を分析してそれに適切に対処していくことです。
自分で考え続けることは怠らないようにしましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。