勉強に体力は必要?勉強体力をつけるための4つのコツを紹介|中学受験エリート

勉強に体力は必要?勉強体力をつけるための4つのコツを紹介

 

 

いざ勉強しようと思ってもなかなか集中できないと悩んでいませんか?

実はそれは当然で、長時間勉強に集中するためにはスポーツと同様に体力が必要になります。

この記事では勉強体力をつけるためのコツを4つ紹介しているので、ぜひ活用してみてください。

 

勉強体力ってなに?効率的に身に付けられる?

勉強体力とは、「1日の間に集中して勉強し続けるための体力」の事です。

例えば机に向かって教科書を開いたものの、スマホや漫画などの誘惑に駆られて勉強に集中できない場合、勉強体力はあまりないと言えます。

大学受験を目指すなら、土曜日などの休日には1日10時間以上勉強を続けられるよう、勉強体力をつける必要があります。

 

勉強体力をつけるための近道はありません

結論から言えば、勉強体力をつけるための近道はありません。

スポーツにおける体力と同じように、毎日トレーニングすることで鍛えられるものだからです。

運動が苦手な人がいきなりフルマラソンの42.195キロを走り切ることは難しいですよね。

同様にこれまで長時間勉強に取り組んでいなかったのに、急にできるようになることはありません。

まずは短距離、次に中距離、次第に長距離と少しずつ勉強時間を伸ばしていきましょう。

 

勉強体力を効率的につけることはできない?

勉強体力はすぐにつくものではないため、近道はありません。

ですが効率的に勉強体力をつけるためのコツはあります。

これから紹介するコツを活用して取りくむことで、勉強体力をつけやすくなるのでぜひ取り入れていきましょう。

 

勉強体力をつけるための4つのコツを紹介

勉強体力をつけるためのコツは次の4つです。

 

・やりやすい得意な科目からはじめる

・気が乗らなくてもまずは5分だけ勉強する

・勉強時間に区切りをつけて取りくむ

・たまには友達と一緒に勉強する

 

それぞれ説明していきますね。

 

やりやすい得意な科目から始める

勉強しないといけないとわかっていても、いざ勉強すると思うとなかなか手が動かない、なんてことありますよね。

そんなときはやりやすい得意な科目から勉強を始めましょう。

得意な科目から始めることで、苦手科目に比べてスタートのハードルが低くなり、問題も解きやすく、成果にもつながりやすくなります。

 

 

「問題が解けた」「得意科目の点数が上がった」

そんな小さな成功体験を積むことで、勉強に対するハードルを下げていきましょう。

そのためにも一番初めに取りくむのは、やりやすい得意な科目からをおすすめします。

 

気が乗らなくてもまずは5分だけ勉強する

勉強体力はコツコツ勉強を続けることで鍛えることができます。

とはいっても気分が乗らず集中できない時もありますよね。

そんなときは科目などはなんでもいいので、まずは5分だけ勉強してください。

5分だけでも勉強に取りくむことで、意外と集中できるようになります。

これはドーパミンというホルモンが分泌され、作業興奮という作用がはたらくからです。

やる気が出ずスムーズに勉強に取りかかれないときは、まず5分だけ勉強しましょう。

ノートを見返したり、問題集を1ページ解いたり簡単なことで構いません。

思いのほか集中できてびっくりしてしまうかもしれません。

 

勉強時間に区切りをつけて取りくむ

勉強に取りかかるとき、時間を決めずにダラダラ問題を解いてしまっていませんか?

人の集中力は何時間も続かないため、勉強時間を決めず一気に取りくんでしまうのは、実は非効率的なんです。

勉強時間は区切りをつけるようにしましょう。

特にポモドーロテクニックと呼ばれる作業テクニックは勉強にも有効です。

これは25分の勉強と5分の休憩を1セットとして、4セット繰り返した後で長時間休憩をとるテクニックです。

勉強と休憩を適度なサイクルでとるため、長時間集中しやすくなります。

ただし注意点として、25分間は勉強に集中するためスマホなどを触らないようにすること、時間になればキリが悪くても中断するようにしましょう。

終わった物事より途中の物事のほうが記憶に残るという心理効果を利用していて、中断することで休憩後スムーズに勉強に戻りやすくなるメリットがあります。

 

たまには友達と一緒に勉強する

いくつか注意点はありますが、友達と一緒に勉強することも勉強体力をつけるためには効果的です。

友達と一緒に勉強することで、一人では長時間集中できなくても、一緒に頑張る仲間がいればあと少しと頑張ることができます。

 

 

また互いに分からないところを教えあうことで、より課題に対して理解を深めることができるようになるでしょう。

ただし私語により集中が切れてしまったり、成績を比べてしまってモチベーションの維持が難しくなったりしてしまう可能性があります。

そのため私語ができない自習室を利用したり、進路が近い友達と一緒に勉強したりするなど工夫をしましょう。

 

勉強体力をつけるためには食事や睡眠も超重要

効率的に勉強体力をつけるためには、食事や睡眠をおろそかにしてはいけません。

ご飯を食べていなければお腹が空いて、睡眠時間が短ければ眠たくて集中力が続かなくなってしまいます。

勉強体力も運動の体力と同じように、集中して取りくんだあとは食事で栄養を摂り、リラックスした状態で睡眠をとることが重要です。

過度な負担は勉強体力がつかないどころか、体を壊してしまう可能性すらあります。

適度なバランスで、食事と睡眠をしっかりとるように心がけましょう。

 

コツを活用して勉強体力をつけよう

 

・やりやすい得意な科目からはじめる

・気が乗らなくてもまずは5分だけ勉強する

・勉強時間に区切りをつけて取りくむ

・たまには友達と一緒に勉強する

 

繰り返しになりますが、勉強体力をつけるための近道はありません。

コツコツ地道に勉強を続けることが大切です。

今回紹介した上記4つのコツを活用して、長時間勉強に集中できるよう勉強体力を鍛えていきましょう。

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