高2受験生の夏休みの勉強時間と過ごし方|中学受験エリート

高2受験生の夏休みの勉強時間と過ごし方

 

高校二年生の夏休みは、基礎を固められる最後の時間だと考えてください。

自分の状態に合わせて、基礎の見直しを書けるたくさんの時間が取ることができるのは、高校二年生の夏休みが最後です。

夏休みを過ぎると突然成績を上げてくるクラスメイトが現れたりすることがあります。

自分の成績は変わらなくても周りが成績を上げると合格が難しくなってくることも。

今回は高校二年生の夏休みの過ごし方についてまとめました。

 

高校二年生の夏休みの勉強時間の平均は?

高校二年生の夏休みの勉強の平均は、10時間

夏休みにはそれまで学習してきたことを自分の中に定着させるための時間です。

これはあくまでも平均で、志望校や成績によって個人差は多少出てくるので、情報に振り回されずに自分の希望大学に合格することを目安に考えてみてくださいね。

 

数字だけみると「長いな」と感じやすいですが、大学入試に必要な試験は朝9時から夜6時ごろまでかかることがあります。

時間にすると、約9時間。高校二年生の夏休みの勉強は、試験に必要な集中力を養える練習にもなります。

長時間机に座って集中するのは、一朝一夕で成り立つものではありませんので毎日の勉強時間の中で頑張ってみてください。

 

必要なのは勉強時間よりも質

夏休みになると、気持ちがついだらけてしまいがちになりますが、せっかくの時間を無駄にしてしまってはもったいないです。

一日机に向かっていると勉強した気持ちになりますが、ただ座っているだけだったり頭に入っていない場合は時間の無駄になってしまいます。

大切なのは、時間よりも質

それまで勉強してきたことの基礎を改めて確認したり、模試などを受けて自分を分析したり、有意義に過ごしましょう。

 

スケジュールの作り方

夏休みの勉強スケジュールの作り方のカギは、起床時間です。朝の時間を有効活用することで、一日を充実させることができます。

 

理想の起床時間は4:30~5:00。まだ暑くなる前で過ごしやすい気温です。家族が起きてくる前なら1人のゆったりとした時間を楽しめますね。

この時間は脳も良く働くパワータイムです。

 

起きてすぐには頭が働きにくいので、まずは身支度を整えましょう。

勉強に集中できる勝負服があるといいです。夏休みは、暑さを避けるためにTシャツなどのゆるいものを着用しがちですが、ある程度かっちりした素材の洋服を着ると気分も引き締まります。

 

次に必要なことは、勉強前の頭の栄養補給です。起きてすぐに何も食べない状態で、勉強をしても脳には定着しません。しっかりと糖分を補給してから勉強を行うようにしましょう。

さあいよいよ勉強をはじめます。この時間は一日の中でも脳がもっとも働く時間のため、あえて難しい問題や自分が苦手とする分野に挑戦してみましょう。

 

夏休みに集中した勉強時間が確保できるのはうれしいことですが、長時間集中しすぎたりなどのやりすぎは禁物。

かえって効率を下げることになってしまうので、一科目当たりの勉強時間は1時間から1時間半にとどめましょう。

その後休憩時間を10分~15分程度はさむと脳が疲れにくく、その日1日勉強したことを忘れにくくなります。

 

勉強も大切ですが、自分自身の体調管理をしながら夏休みを有意義に過ごしてください。

 

スマホの時間やだらける時間もスケジュール管理に

夏休みは、気持ちがだらけやすい時期です。誰でも休みの日には気が抜けています。そうした時間も高校二年生の夏休みとしてはもったいない時間です。

ですが、勉強のスケジュールをたてるときにスマホを見る時間や、自分ための時間も含めて考えるととても意味のある時間を過ごすこともできます。スケジュールに含めると良い時間は3つ。

 

・スマホをいじる時間(友人とのラインのやり取りなども含めてください)

・だらける時間

・身体をうごかす時間

 

スマホの時間はネットサーフィンをするだけでなく、LINEのやり取りなどの時間も含めて考えてください。

LINEなどのやり取りは区切ることが難しいですね。その場合は最初に予定があることを相手に伝えたり、自分のお気に入りの締めスタンプを決めておくと良いです。

締めを飾るスタンプは、「またね」「また連絡します」などがおすすめ。後からまた連絡するよという気持ちを相手に伝えましょう。

 

勉強中のだらける時間というものはとても重要です。頭の中を整理して、そのあとの勉強に対してのやる気を引き出せます。「やるときはやる 休むときは休む」という精神は、身体を壊さないためにも必要です。

勉強のスケジュールを組むときに「5日間頑張ったら1日好きなことをする」といった自分ルールづくりもおすすめです。もしも順調に勉強が進まなかったときは、その日で調節。遅れを取り戻すようにしましょう。

 

休むことに罪悪感を感じる場合は、あえて身体を動かしてください。近場を散歩やランニングなど、夏の暑さを楽しんで適度に汗をかけば身も心もリフレッシュします。

身体を動かす時間は、脳の活動を刺激する意味のある時間です。身体をしっかり動かさずに勉強をしていると、腸の動きが鈍り便秘になってしまいます。

便秘が慢性的になってしまうと、脳が空回りした状態になりやすく勉強の質が下がります。

高成績をとる人ほど、腸の働きが良く、脳がリラックスした状態になっています。普段から便秘がちの人は、この機会に生活習慣を見直してみてもいいかもしれませんね。

 

まとめ

高校二年生の夏休みというのは一度きりしかありませんね。この機会を逃すと基礎を固める時間が取れず、どんどん遅れがちになりやすいです。

受験をする人にとっての夏休みの過ごし方は、自分の人生の基礎を固めている大切な時期です。目先の楽しみにとらわれず、将来を見据えて時間を有効に使ってください。

勉強だけでなく身体を壊さないように生活を考えることも必須。今の努力している時間が、必ず役立つ時が来ます。

電話 メール