このカテゴリーでは、参考書・問題集おススメ4選を使って学習する際に、前もって知っておきたいことをIzu(いず)が質疑応答形式でお話しします。
第1回は、【英単語・イディオム】編です。
今後の英語学習にお役立てくださいね。
① 英単語・イディオムはいつくらいから始めるの?
はい、このような疑問を持つということは、「そろそろ本腰入れなきゃ」と心のどこかできっと思っていますよね。
しかしながら、単語帳・熟語帳を前に、なかなか決心がつかずにズルズル先延ばししている・・・なんてことも。
回答は至ってシンプルです!
「ASAP! ※古い表現でスミマセン できるだけすぐに!」です。
高校1年生になると同時に始める、くらいでも早すぎるということはありません。
同じ単語帳を何周もして、INPUTを確実なものにしていく必要があります。
何周もすることを前提とするならば、時間に余裕があるに越したことはありませんよね。
ということで、自分がずっとお供する単語帳・熟語帳を決めたら、後はそれを買って計画的に進めてくださいね。
あ、忘れていました!
単語帳だけでなく、熟語帳も並行して進めてくださいね。
熟語もいずれはやらなければならないのですから、こちらも早ければ早い方がいいに決まってます。
② 1日何個くらい覚えればいい?
これは一概にいくつ、とは言えません。
受験本番までの残り期間が長ければ長いほど、1日あたりに覚えてほしい量は反比例して減っていきます。
極端な話、受験日前日に「いくつ覚えればいい?」と聞かれたら、単語で最低2000、熟語で1000、となるでしょう。
もちろん【テッテレー 暗記パン~!】でもない限り、そんなことは不可能です。
いや、暗記パンがあってもそんなに食べられない~となりますね笑。
ですので、1日あたりの暗記量が現実的なものになるよう、早めから取り組んでほしいと思います。
そうですね、慣れないうちは1日10個~15個、くらいから始められればいいですね。
慣れてきたら、増やしていけばいい訳ですから。
③ 暗記が苦手なんですが、いいやり方はありますか?
はい、暗記が好き・得意な人は少数派でしょう。
苦手だろうが避けては通れないと腹をくくることがまず第一ですね。
これまでに見てきた中で、このやり方は上手いな~と思った事例を過去に記事にしています。
https://juku-elite.com/contents/id/24
ぜひお読みいただき、自分に合いそうなものを取り入れてみてはいかがですか。
あとは精神論になるのでスマートではないですが、いつまでにどこまでやる、という目標を決めて、妥協せずにやる決意を持ちましょう。
④ 覚えても時間が経つと忘れてしまうのですが、解決策はありますか?
多分それは、あなただけではないと思いますよ。
時間が経てば、記憶というのは取り出しにくくなってしまうものです。
でも、それじゃ困っちゃいますよね。
例えば、自分の名前を漢字でどう書きますか?これって忘れることはないですよね。
なぜなら、何度も書いているからです。
極端な例でしたが、これと同じで何回も何回もその単語と向き合うことによって、記憶は補強されていきます。
ですので、同じ単語帳・熟語帳を何周もしてください、と言うのであります!
何周もするためには、やはり「開始時期」は大事になりますよね。
もちろん、覚え方に工夫を入れることで、忘れにくくすることもできます。
これも上の記事内でいくつか例を挙げていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
⑤ 学校で配付された単語帳を使った方がいいですか?
はい、これはちょっと複雑な問題ですね・・・
高校で配付された単語帳から、定期的に授業内で小テストが実施される高校が多いと思います。
ですので、それとは別の単語帳・熟語帳を用意するのはもったいないような気もしますよね。
(配付された単語帳が目標とする大学入試レベルに合っているかは要確認です)
ですので、考えられるパターンは2つ!
パターン1: その単語帳(・熟語帳)に最後まで付き合う
パターン2: もっと使いやすいものがあれば乗り換える
どちらのパターンを選択するかは、メリット・デメリットを天秤にかけて決めましょう。
パターン1のメリット: 高校で小テストがあるのである程度強制力が働く
パターン2のメリット: 受験までずっと使うものなら「合う」ものの方がストレスがない
パターン1のデメリット: 自分にとって使い勝手が悪い場合は長い目でみるとマイナス
パターン2のデメリット: 学校の小テストはある程度「割り切って」学習する必要がある
学校で配付のものが、自分にとってすごく使いやすいものであれば何も迷う必要はないんですけれどもね。
単語帳・熟語帳もいろいろなものが市販されています。
一度、時間のある時にいろいろ手に取って比較し、自分に合いそうなものを探してみるのもいいかもしれませんね。
その上で、学校配付のものが自分にはBEST、と結論づけてもいいと思いますし。
⑥ 音声アプリは活用した方がいいですか?
そうですね、耳でも単語に触れることで、印象に強く残ります。
イマドキの単語帳の多くは、音声アプリのようなものがついています。
先ほどの④の「忘れてしまう」のを避ける手段の1つとして、「聞いて覚える」のも手です。
もちろんそれがリスニングの実力向上にもつながっていきますので、使えるなら使ってほしいですね!
周りに人がいない環境、例えばご自身の部屋などでは、聞くだけでなく「発音」もするとさらにいいと思いますよ。
以上、よくある「英単語・熟語」の勉強に関するQ&Aでした~!
大学受験が終わるその日まで付き合う英単語帳・熟語帳、ご自身と相性ピッタリのものを見つけ、地道にやり切ってくださいね!