今回は京都大学の学部ついて簡単に解説していきたいと思います。
このページでは、文学部、法学部、理学部、薬学部、農学部について解説していきたいと思います。
学部一覧
京都大学は10学部と多くの学部が設置されています。
・総合人間学部
・教育学部
・経済学部
・医学部
・工学部
・文学部
・法学部
・理学部
・薬学部
・農学部
文学部
学科は人文学科(220人)の1学科のみ設置されています。
以下の7学系から構成されており、2年次に選択することが可能です。
文献文化学(東洋):日本、中国、インドの文化圏の研究を行います。文学、思想、文化をメインにどのような影響を与えたのかなどを学びます。
文献文化学(西洋):スラブ諸語、ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語などを学び欧米の文学、思想、芸術、社会を研究します。
思想文化学:元は哲学科の内容で哲学、西洋哲学史、日本哲学史、倫理学、宗教学、キリスト教学、美学美術史の7つの専修に分かれています。
現代文化学:科学、情報、大衆文化とメディア、現在史の4つのテーマの現代文化について学び、それらが世界にどのような変革をもたらしたのかなどの研究を行います。
歴史文化学:日本史学・東洋史学・西南アジア史学・西洋史学・考古学の5つの専修に分かれています。歴史を学び、人類のあゆみについて深く学びます。
行動文化学:心理学、言語学、社会学、地理学の4つの専修に分かれており、現代で日常的に使われる言語、心の動き、行動の研究を行います。
国際連携文化越境専攻:京都大学とハイデルベルク大学の英語の共同修士課程です。
法学部
学科の設置はなく定員は330人です。
国や社会の制度や組織の設計に必要な法学や政治学を学びます。法、政治、経済、社会をグローバルな視線で見ることができ、人が協働して生きる社会の実現に向けて取り組める人材の育成を目的にしています。
理学部
学科は理学人文学科(311人)の1学科のみ設置されています。
以下の5学系から構成されており、選択することが可能です。
数理科学系:微分積分学、線形代数学、ベクトル解析、常微分方程式、ジョルダン標準形、整数論、代数幾何学、微分幾何学などの数学全般の専門知識を学習します。また数理科学課題研究を4年次に行います。
物理科学系:物理学と宇宙物理学の2つに分かれています。4年次にはテーマごとに分かれて少人数制のゼミにて実習形式で研究を行います。
地球惑星科学系:地球物理学分野と地質学鉱物学分野について学びます。3年次から実験や調査実習など実践的な授業が行われます。
化学系:量子化学、物理化学、無機化学、分析化学、有機化学、生物化学などの授業や演習を行います。また理論・物理化学、無機・物性化学、有機化学、生化学・分子生物学などの専門科目も履修してより深く学ぶことができます。
生物科学系:動物学、植物学、生物物理学の3つの分野で体系的に学ぶことができます。
薬学部
学科は、 薬科学科(65人)、薬学科(15人)の2学科が設置されています。
薬科学科:4年制で創薬科学研究者、技術者を目指して研究を行います。医薬品の生産に関する授業を中心に行います。
薬学科:6年制で薬剤師、医療薬学研究者、技術者の育成を目的に研究を行います。薬学の基礎と応用を学び病院実習や薬局実習などの実践的な演習も行われます。
農学部
学科は、 資源生物科学学科(94人)、応用生命科学科(47人)、地域環境工科学科(37人)、食料・環境経済学科(32人)、森林科学科(37人)、食品生物科学科(33人)の6学科が設置されています。
資源生物科学科:動物、植物、微生物などの仕組みを研究し、生産の効率化を学びます。
応用生命科学科:農業生産、発酵・食品・化学工業、環境保全などの問題を研究し、新しいバイオテクノロジー技術を活用して社会に貢献します。
地域環境工科学科:施設機能工学、水資源利用工学、水環境工学、農村計画学、農業システム工学、フィールドロボティクス、生物センシング工学について学びます。
食料・環境経済学科:持続可能な循環型社会の実現に向けて食料、環境をテーマに研究を行います。
森林科学科:自然資源を活用し森林の保全を研究します。木材などの利用法についても学びます。
食品生物科学科:食品生命科学、食品健康科学、食品生産工学を学び、食品に関するプロフェッショナルを育成します。
まとめ
今回は京都大学の文学部、法学部、理学部、薬学部、農学部について簡単にご紹介いたしました。
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