英語の勉強において、避けることができないのが英単語の習得です。
しかし、星の数ほどある英単語をどうやって覚えればいいのか分からない……という方も多いかもしれません。
そこでここでは、英単語の効率的な勉強法を徹底解説します。
英単語を勉強する理由とは？
英語を習得するためには、英単語を勉強する必要があります。
では、どうして英単語の勉強が必要なのでしょう？
その主な理由は次の2つです。
英文の基本は英単語
日本語の文章が複数の単語の組み合わせで出来ているように、英文も英単語の組み合わせによって構成されています。
そのため、文法を理解していても、そこに使われた英単語の意味が分からなければ、文章の内容を理解することはできません。
英単語は忘れやすい
文法は一度理解すればなかなか忘れないものですが、英単語は復習を繰り返さないとすぐに忘れてしまいます。
記憶にしっかり定着させるためには、ルーティン的に勉強を継続する必要があるのです。
おすすめの英単語勉強法
やみくもに勉強をしても、英単語を効率的に覚えることはできません。
そこで、英単語の学習に役立つおすすめの勉強法をご紹介します。
単語を分類する
単語を、似た意味を持つ同義語に分類し、一つのグループとして覚える方法です。
例えば「walk（歩く）」には
「stagger（よろめく）」
「waddle（ふらふら歩く）」
「stroll（のんびり歩く）」
などの同義語があります。
広義の意味に分類することで、複数の単語をまとめて覚えることができます。
実際の動作を交えて覚える
英単語が現わす動作を実際に交えて覚える方法です。
例えば
「applause（拍手）」
「bow（おじぎ）」
「handshake（握手）」
「nod（頷く）」
などの単語を実際の動作を行いながら覚えることで、効率的に記憶することが可能です。
イメージを膨らませる
単語そのものを記憶するだけでなく、その単語が使われるシチュエーションをイメージして覚える方法です。
たとえば「laugh（笑う）」という単語であれば、お笑い番組を見て大笑いする光景をイメージしながら覚えることで、インプットだけでなくアウトプットもしやすくなります。
生活に関連したものを覚える
普段の生活に関連した英単語を覚えるのもおすすめの方法です。
例えば
「planner（スケジュール帳）」
「binder（バインダー）」
「highlighter（蛍光ペン）」
「marker（マジック）」
など文房具の名前を片っ端から覚えていくのも良いでしょう。
歌を通して覚える
ABCの歌に代表されるように、歌を通して英単語を覚えるのも効果的です。
メロディーやリズムに乗って歌いながら覚えることで、英単語を自然に身につけることができます。
音声を聞きながら覚える
英単語を覚えるときは、実際の音声を聞きながら覚えましょう。
英単語は綴りだけでなく発音も大切です。
音声を聞きながら覚えることで、綴り・発音・意味をセットで記憶することができます。
なお、音声はできるだけネイティブのものを利用すると良いでしょう。
アプリを使う
英単語学習用のアプリも多数リリースされています。
ゲーム感覚で学習できるアプリも多く、楽しみながら英単語を覚えることができます。
また、通勤通学の隙間時間に利用しやすいのもアプリのメリットです。
英英辞書を使う
英英辞書とは、英単語の意味を英語で解説している辞書のことです。
ある程度の英語力が身についたら、英英辞書を使って単語の意味を引いてみましょう。
日本語で表現するのは難しい微妙なニュアンスを理解するのに役立ちます。
一語一訳で覚えるう
英単語には、一つの単語にさまざまな意味が含まれるものも少なくありません。
例えば「run」という単語には「走る」の他に「駆ける」「逃げる」「経営する」「立候補する」という意味もあります。
最初からすべての意味を覚えるのは大変なので、まずは一語につき一訳だけ覚えるようにしましょう。
英文を作ってみる
覚えた英単語を使って、簡単な英文を作ってみるのも良い方法です。
実際に英文として使うことはアウトプットの練習にもなります。
英単語の勉強には復習が大切
英単語を自分のものにするためには、復習が大切です。
ここからは、効率よく復習するための手法をご紹介していきます。
リズムよく復習する
一つの単語をじっくり復習するのではなく、複数の単語をリズムよく復習した方が、たくさんの英単語を効率的に覚えることができます。
単語帳などを活用してリズミカルな復習を心がけましょう。
何度も繰り返す
一度の学習で英単語を完璧に覚えることはできません。
記憶にしっかり定着するまで、何度もっ繰り返すことが大切です。
寝る前に暗記する
睡眠には、記憶を脳に定着させる働きがあります。
そのため、寝る前に英単語を暗記することで、効率的に脳にインプットすることができるのです。
教材を最後まで仕上げる
一冊を通して学習内容が体系化されているものも多いため、復習も含め教材は最後までしっかり仕上げるようにしましょう。
いろんな教材に少しずつ手を出していると、結局どれも中途半端になってしまう恐れがあります。
まとめ
英単語をマスターするにはコツが必要です。
英単語を覚えると英文の意味も理解しやすくなり、英語の勉強そのものが楽しくなってきます。
上記にご紹介した勉強法を参考にしていただき、効率的に英単語を習得しましょう！