「高校2年生になったけど、将来が漠然と不安・・・」
「受験勉強はいつ頃から始めるのが理想?」
「受験のための勉強計画ってどうやって立てたら良いの?」
このような悩みを抱えている方必見の内容です。
高校2年生から受験勉強に取り組めば、大学入試に成功する可能性は高まります。
しかし、戦略を立てずにがむしゃらに勉強しても、無駄な努力となってしまう可能性が高いでしょう。
そこで今回は、大学受験で成功するための勉強計画の立て方を5つのステップに分けて紹介します。
この記事を読めば、戦略的に勉強を進めるための考え方が分かるので、ぜひ最後までお読みください。
高2から受験勉強をする人向け!計画の立て方5ステップ
高2から受験勉強に取り組むのであれば、戦略的な勉強計画を立てる必要があります。
ここでは、計画の立て方を5つのステップに分けて紹介します。
①:目標の大学を決める
②:点数の配分が大きい科目を分析する
③:得意科目と一致しているか確認する
④:得意科目の基礎を徹底的に勉強する
⑤:苦手科目は平均点を取れるレベルの力杯分で勉強する
ぜひ参考にしてみてください。
【ステップ1】目標の大学を決める
初めに、目標とする大学を決めます。
学部や学科まで詳細に設定すると良いでしょう。
入りたい大学を決めることで、勉強の方向性や強化すべき科目の軸が定まります。
将来なりたい職業や進路に沿って、学部を決めることをおすすめします。
例えば、先生になりたいのであれば教育学部、メーカー勤務のサラリーマンになりたいのであれば工学部がおすすめです。
大学の学部で、就職先が決まる傾向があるので、しっかり吟味して決めるようにしましょう。
【ステップ2】点数の配分が大きい科目を分析する
目標とする大学の学部や学科が決まったら、入試科目を確認します。
点数の配分まで詳細にチェックすることで、力を入れて勉強すべき科目が明確になるでしょう。
一般的には、理系学科であれば数学や理科の配点が高く、文系学科であれば英語が重視される傾向があります。
志望してる大学の入試科目によって、強化する科目の軸が決まります。
できれば、第1志望の入試対策で通用する大学を第2志望に設定するのがおすすめです。
なぜなら、第1志望対策とは別の施策が必要な大学を第2志望に選んでしまうと、エネルギーが分散して時間やリソースが足りなくなるからです。
点数の配分を分析することで、同系統の対策で合格できる大学が見えてくるでしょう。
【ステップ3】得意科目と一致しているか確認する
志望している大学の入試科目や点数配分を確認したら、自分の得意科目を活かせるのかどうか考えてみましょう。
例えば、物理がとても得意なのに選択できなかったり、英語を武器にしたいのに配点が低かったりすると、戦いにくい大学と言えるでしょう。
反対に、得意科目の点数配分が多い大学を志望しているのであれば、しっかり勉強すれば合格する可能性は高くなりそうです。
もちろん、高校2年生であれば現段階で不得意でも得意科目にレベルアップできます。
それでも、苦手意識のある科目で勝負するのは、できる限り避けた方が良いでしょう。
この段階で
・苦手を得意に変えて大学合格する
・得意を活かせそうな大学を選び直す
のどちらかを選択する必要があります。 いずれの選択も正解です。
「志望している大学にどれくらい入りたいのか?」を自問自答してみましょう。
【ステップ4】得意科目の基礎を徹底的に勉強する
ステップ3までで、目指す大学が決まったら、高校2年生のうちに徹底的に基礎を勉強します。
得意分野は特に基礎を固めておくことで、受験期に爆発的に成績を伸ばす下地につながります。
高いビルを建てるためにはしっかりした地盤が必要になるのと同様、群を抜いた得点力を発揮するためには、周囲よりも基礎をしっかり学ぶことが大切です。
基礎が定着している目安は、学校のテストで平均点+20以上取れるレベルです。
実力を確認したい場合は、模試などを自発的に受けてみても良いでしょう。
【ステップ5】苦手科目は平均点を取れるレベルの力杯分で勉強する
苦手な科目は、頑張りすぎないことが大切です。
平均点をとって、得意科目の足を引っ張らない程度に得点できていれば十分です。
特に、志望している大学の点数配分が小さい場合は、苦手を克服しても得られる得点は多くありません。
そのため、必要最低限の勉強時間で切り抜けて、得意科目を伸ばす勉強に回しましょう。
苦手科目や嫌いな教科の勉強は、メンタル的に辛くなるため、あまり時間と労力を割いて取り組みすぎないように注意が必要です。
高2から受験勉強に取り組むメリット
高2から受験勉強に取り組むことで、第1志望校に合格する確率は格段に高まります。
合格可能性を高める理由は、以下の3つです。
・基礎を固める時間を確保できる
・得意科目を強力な武器にできる
・苦手科目で失敗する可能性が下がる
大学受験を成功する鍵は、得意・不得意の得点力のバランスです。
得意科目で攻めて苦手科目で守る、攻守バランスが上手に取れている人は合格できます。
つまり、頭が良い人が合格するのではなく、戦略的に準備してきた人が成功するのです。
そのため、高校2年生から時間を確保し戦略を組み立てて大学受験に取り組めば、合格可能性は格段に上がるでしょう。
高2から受験勉強に取り組めば未来は明るい!早めの対策を
早めに大学受験の対策を始めれば、周囲より多くの時間を確保できます。
受験生の平均勉強時間は平日で4.5時間程度であるため、高2から4~5時間勉強している人は多くないと言えるでしょう。
周りに先駆けて、毎日4時間近く受験勉強に費やせば、数ヶ月から半年後には大きなアドバンテージとなります。
勉強の効果を最大限に発揮するために、まずは志望校の分析し力配分を決定してから受験勉強に取り組みましょう。