部活をしていて、受験勉強の時間が思うようにとれないとお悩みではありませんか?
生活スタイルを工夫すれば、受験勉強と部活の両立は可能です!
この記事では、部活生が効率よく勉強する方法と、日々の無駄をなくして時間を生み出すやり方をご紹介しています!
効率よく勉強する
受験勉強を優先させるために部活の継続を諦めようか悩んでいる方でも、工夫次第で勉強時間は捻出できます。
時間のない部活生にとって最も重要なのは「効率よく勉強する」ことです。
いくら時間があったとしても、ダラダラと勉強していたのでは意味がありません。
時間の無駄をなくすために今すぐ実践できることは、
・日々の授業に全力投球する
・スキマ時間を利用して勉強する
の2つです。
授業に全力投球する
毎日の授業は、その場で内容を全部理解してしまうことを意識して、全力で取り組みましょう。
入試問題を解くには、教科書の内容が分かっていることが絶対条件です。
日々の授業に集中して取り組めば、自宅学習の時間があまり取れなくても必要最低限の学力が身に付きます。
分からないことがあれば教科書に印をつけておくと、復習をする際にどこを重点的に勉強するべきかがひと目でわかり、無駄がありません。
授業で学んだことは、帰宅途中の電車やバスの中で復習するとより効率的。
徒歩や自転車通学の方は、頭の中で授業内容を思い出してみるだけでも記憶が定着しやすくなります。
授業が終わった後の休み時間を利用して、すぐに復習してしまうのも良い方法です。
スキマ時間を有効活用
部活をしている方は、是非日々のスキマ時間に目を向けてください。
休み時間はもちろん、通学途中の信号待ちや、トイレの中、ドライヤー中、入浴中など、ちょっとした時間は探せばたくさん見つかるはずです。
5分のスキマ時間でも、12回集めれば1時間になります。ほんの少しの時間でも意外と侮れないのです。
スキマ時間用の勉強をあらかじめ用意しておくと、時間が生まれたときにスムーズに勉強ができます。
単語カードや覚えたい事柄を書いたメモ帳などを、常にポケットに忍ばせておきましょう。
毎日コツコツと学習を続けていけば、いずれは必ず大きな力になります。
日常にメリハリをつける3つのコツ
忙しい日々の中に勉強時間を作り出すには、日常にメリハリをつけることが大切です。
ここでは、時間を無駄にせずに勉強ができるようになる3つのコツをお伝えします。
スマホは必要な時以外触らない
家に帰ってから、ついスマホを長時間触ってしまっていませんか?
時間が足りないという方は、まず自分の生活の中に無駄がないかを振り返ってみてください。
スマホはその操作の手軽さから、つい手が伸びてしまいがちです。
どうしてもスマホが手放せないという方は、受験勉強の時だけと割り切り、SNSやゲームのアプリをアンインストールしてしまうのも一つの手です。
荒療治に思えますが、慣れてしまうとスマホがない状態が気にならなくなります。
タイマーで時間を測りながら勉強する
夕方は部活動で疲れて帰宅後の自宅学習に身が入らない、という方も多いでしょう。
そんな方には、タイマーを取り入れた勉強がおすすめです。
制限時間を設けることでゴールができるので、決めた時間だけはやり切ろうと頑張ることができます。
タイマーはスマホにも搭載されていますが、スマホを触ると勉強から脱線してしまいかねないので推奨できません。
勉強用のタイマーが1,000円代で販売されているので、お気に入りのものを是非探してみてください。
アラームをサイレントに設定できるタイマーは、自習室や図書館でも使用できて便利です。
勉強に入る前の儀式を作る
自分がどんな状態でも躊躇せず勉強モードに入れるよう、勉強する前の自分なりの儀式を決めましょう。
・お茶を一口飲む
・5秒間目をつむる
・首をストレッチする
・背伸びをする
など、内容はなんでも構いません。
行動と勉強を結びつけることで、簡単にやる気スイッチが入るようになります。
自宅ではなんとなくいつまでもだらけてしまう、という方にとても有効です。
生活スタイルの見直し
部活をしている受験生は、生活スタイルを変えることで勉強時間が確保できます。
特に、帰宅後の眠気に勝てないという方は、これから紹介するやり方を是非参考にしてみてください。
勉強は朝早く起きてやる
学校で一日中勉強と部活を頑張った後は、疲れ切って自宅学習に集中できなくなるのも当然です。
眠たい目をこすりながら無理やり勉強をしても、頭がぼんやりしてしまい効率的ではありません。
部活生は、思い切って生活を朝型に変えてみることをおすすめします。
早朝は、夜間の睡眠で心身が十分に休息できている状態です。
頭がスッキリとし、体の疲れも取れているので、勉強がとても捗りやすい時間帯と言えます。
夜22時には寝るようにして、早朝4時に起きれば、7時半に家を出る方なら2時間半はまとまった時間が取れるでしょう。
朝一番に学校に行くのも良い方法です。
人気のない朝の教室は、勉強に集中するのに適しています。
勉強を完全に習慣化させる
日々の勉強を完全にルーティン化させると、さっと勉強に取りかかれるようになります。
「朝起きたら数学の演習問題を解く」「帰宅したらすぐ単語帳の音読をする」など、日々の習慣に勉強内容をくっつけてしまうのです。
2週間ほど継続すれば習慣化されるので、まずは半月だけと割り切って続けてみてください。
勉強がルーティン化されれば、逆に勉強をしないと気持ちが悪くなるはずです。
また、やることがあらかじめ決まっていると、何を勉強しようかいちいち考えずに済むので、時間の節約にもなります。
まとめ
今回は受験勉強と部活を両立させる方法について解説しました。いかがでしたでしょうか?
高校の部活で得られる経験は、今しかできない唯一無二のもの。
最後まで部活を続けたいという気持ちが少しでもあるのであれば、勉強を理由に諦めてしまうのは勿体無いです。
日々の授業やスキマ時間を有効活用するだけでも十分学習の効果はあります。
時間の無駄を見直したり、朝に勉強する生活スタイルを試したりするなど、勉強の効率化を図れば、きっとあなたにも部活との両立が可能です!