今回は、隙間時間を使って効率よく受験勉強をする方法をご紹介します。
どうせ勉強するなら、短い時間で効果のある勉強をしたいものですよね。
となると、これから使いたいのが隙間時間です!
もちろん、がっつり机に向かって学習する時間も大切ですが、それ以外の細かな時間をいかに使えるかが受験勉強を成功させる秘訣。
では、一日の中のどこに隙間時間があるのか、そこでどのように勉強したらいいのかを併せて見ていきましょう。
隙間時間は一日の中にどこにある?
「隙間時間なんてない!」と言い張る受験生もいるので、ここではこんなところに隙間があるという点をご紹介していきます。
さらに、そこでどんな勉強ができるか具体例を提示しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
トイレ
難関大学への入学を志している受験生はトイレでだって勉強します。
数分だけでも時間が惜しい、数分だからこそ集中して勉強ができる、そんな場所がトイレですね。
一日に何回か行くので、この隙間時間をうまく利用できれば、3年間やったとすればかなりの時間に相当します。
トイレに勉強道具を持っていくのは面倒なので、ここでおすすめしたいのはトイレの壁に暗記すべき用語を書いた紙を貼り付けておくことです。
一応家族との共有スペースですから、紙を貼ってもいいか家族に許可を取っておくと良いでしょう。
トイレに座った時、目の前に暗記すべき用語があったらつい見てしまうものです。
英単語や歴史上押さえておきたいポイント、理科の暗記用語などなど、暗記すべき内容を貼り付けておきましょう。
あらためて紙を作ると時間がかかってしまうので、教科書をコピーするなどするのがおすすめです。
お風呂
お風呂ではボーッとして疲れた頭をリラックスさせるために使うのも良いですが、勉強するための隙間時間としても活用できます。
お風呂でも暗記科目の内容を覚えることがおすすめですが、防水性があるものでないと扱い方が難しいですよね。おすすめは、トイレに貼り付ける紙のように暗記すべき用語を書いた紙を、ジップロックなどに入れて持ち込むことです。
あるいは、裏面に何も書かれていない紙なら、水に濡らしてそのまま壁に貼り付けられるのでこれもおすすめです。
シャーペンではなくマーカーなど、太くて読みやすいものにしておくといいですよ!
スマホや書籍もお風呂の中で役立ちはしますが、万が一湯舟の中に落としたことを考えるとその後のダメージが大きいのであまりおすすめはできません。
もしスマホを持ち込むのであれば、お風呂の外から英語を流し、リスニングをする場所として活用するのが良いですね。
休み時間
学校の休み時間も隙間時間といえるでしょう。
ただ、一日中勉強漬けでは学校生活も楽しくありません。
ですから、友達を巻き込んでワイワイ楽しく勉強してみませんか?
ひとりで集中できなくても、誰かがいるなら教えあえるというメリットがあります。
ですから、苦手なところは積極的に聞いて、理系が得意な友達、文系が得意な友達などを集めてみんなで協力し合いましょう。
先ほど受けた授業の中でのわからないところをみんなで整理するという方法で使えるのが休み時間の良いところです。
まだ習ったばかりのところなら、どこがどうわからないのか人に伝えるのも簡単です。
その場で疑問点を払拭してしまいましょう!
通学中
通学中に電車やバスなどを利用しているなら、この時間も立派な隙間時間になります。
座っているならテキストを開いて見ることもできますが、酔ってしまう人や、立っている場合に両手が使えない場合はスマホを利用してみましょう。
おすすめは、スマホを使って英単語学習を音声を聞きながら行うことです。
性能の良いイヤホンなら、大音量にしなくても電車の音などをカットしてくれます。
ノイズキャンセリング機能があるイヤホンやヘッドホンを持っていくと良いでしょう。
英語のリスニングは毎日やっていないと点数アップが難しいものなので、隙間時間を有効活用することで1点でも多く取るようにしてくださいね。
テレビCMの間
勉強に疲れたらテレビを見ることもあると思いますが、そんな時にも隙間時間は登場します。
CMの間は、特に興味を持ってテレビを見ることもないでしょうから、そこでさっとテキストやスマホを取り出して勉強しましょう。
一回のCMは1分半くらいで終わることが多いので、その短い時間でしやすい暗記がおすすめですね。
隙間時間には暗記をすることが多いなと思うかもしれませんが、暗記は長い間集中できないものです。
それなら、隙間時間を活用して脳が疲れないように覚えるのが得策だと思いませんか?
隙間時間を使うか使わないかで合否も分かれる!?
一日の中で隙間時間は意外とありましたよね。
そこで暗記やリスニングをすれば、塵も積もれば山となるというように、かなりの勉強時間となります。
使わないともったいないので、覚えるべきところをしっかり定着させてみてください。