頑張っているのにそれがうまく成績につながらなかったり、何回同じ問題を解いても出来なかったり細かいことの積み重ねがイライラを引き起こしています。
受験勉強中のイライラは、自分を知ることでうまく調節ができるようになりその後の人生にとってもプラスになります。
今回は受験勉強でイライラする時の解消法を紹介します。
勉強がいらいらするのは当たり前
勉強をしていることでイライラするのは、実は多くの人が経験しています。
なぜイライラするのか?まずは、イライラの原因を考えましょう。
イライラの原因とは・・・
受験勉強中のイライラにはさまざまな理由があります。
イライラの種類を大きく4種類に分けて分析していきます。
自分はどのイライラに当てはまるのかを考えて、対処してください。
①勉強に関するもの
②勉強をする環境
③対人関係
④自分の体の不調
①の場合は、問題がうまくとけなかったり同じようなミスを繰り返してしまったり直接勉強にかかわるものです。
勉強に対するイライラをため込みすぎてしまうと、受験勉強はおろか勉強をすること自体が嫌いになってしまう恐れがあります。
受験は自分との戦いでもあるので、適度にストレスを発散させていきましょう。
②の環境的なものというのは、受験勉強をしている環境です。
自分の部屋で静かすぎる状態で勉強をしていてもいまいちはかどらなかったり、なかなか手が進まなかったりしませんか?人間は適度に雑音などがあったほうが集中できます。
YouTubeで集中できる音楽を流したり、家族がいるリビングなどに勉強スペースを作ってみてください。
周りの音に乗せて、自分の手も進みやすくなりますよ。
③は一番難しい問題かもしれません。
友人関係や親は応援してくれる存在でもありますが、時としてそれをプレッシャーに感じてしまう人も多いです。
受験勉強中は神経を張り詰めているため、周りの人の何気ない一言に敏感になっています。
それまで仲の良かった人もライバルになるため無意識に自分と比べてしまい、相手に嫉妬心が芽生えたりすることもあります。
自分がしんどくなるようであれば一時的に相手と距離を置いたり、新しい受験期の友人を見つけたりしましょう。
距離を置くことで自信を取り戻したり、新しい人とつながることで視野が広がりイライラが気にならなくなります。
④は気にかけていない人が多く見られます。
受験期ほど運動不足や睡眠不足などでイライラすることは多いです。
自分を追い込みすぎているときほど気が付きにくいですが、体調管理をすることも受験勉強のひとつ。
試験は風邪を引いたから別日にできるわけではありませんからね。
3日ほど生活を振り返り、自分に足りないものを考えてみましょう。
運動不足であれば、3時間ウォーキングをしたり、睡眠不足であれば一日自分にご褒美としてゆったりと眠る日を作ったり、それまでの生活に足りなかったことをしてみましょう。
終わるころには気持ちも晴れて、また勉強を頑張ろうという気持ちが湧いてきます。
すぐにできる解消法五選
受験期のイライラはため込まないで過ごしたいものですね。
イライラの蓄積は、身体にも影響したりするので早めに対処をすることが望ましいです。
すぐにできる解消法を紹介します。
ウォーキング
ウォーキングは頭をすっきりさせるのに効果的な運動です。
普段自分が行かないようなところを歩くとさらに刺激が加わります。
坂道などを積極的に歩くと、お尻の筋肉も引き締まり受験太りの予防もできます。
ランニング
足腰を積極的に動かすことで、頭に血液が回りやすくなります。
しっかりと汗をかけば細かいことなど気にならなくなりますよ。
人に相談する
自分の悩みをため込まずに人に聞いてもらいましょう。
こういう悩みを聞いてもらうときは自分よりも目上の人がおすすめ。
SNSを活用しやすいのが現代ですが、直接話を聞いてもらえる人を選ぶことをおすすめします。
同じ学校の先生や先輩など。気心が知れていると仲も深まります。
直接対面できる相手に相談することで、自分のイライラは小さいものだったと考えられるようになってきます。
睡眠時間を見直す
受験期は勉強に集中して基本的な生活リズムが乱れがちになります。
自分でも気が付かないうちに疲労がたまっていることもしばしば。
そうしたなんとなく疲れている状態は、非常にいらいらしやすく、せっかく勉強に時間をかけても頭に入らないことが多いです。
そんな時は、一度勉強から離れてしっかりと身体を休めましょう。
頭がすっきりすると、また勉強に集中できるようになります。
隙間時間に自分のやりたいことをする
勉強の隙間時間に自分の好きなことをしてください。
受験勉強をしていると勉強に時間を費やしがちですが、好きなことをすると脳が活性化します。
集中力の低下なども予防することができ気分転換にもなります。
受験勉強のイライラ対処以外の場面でもできるので、おすすめのストレス発散方法です。
まとめ
受験勉強をしていると、イライラすることは誰にでも起こります。
大切なのは、イライラと向き合いコントロールすることです。
受験勉強のイライラは集中力をさげ、せっかく勉強しても頭に入らないなんてこともあります。
早めに自分のイライラの解消法を知っておくと、本番に向けてモチベーションのコントロールもしやすそうですね。
こうした方法は社会に出たときにも役に立つ方法なので、ぜひ覚えておいてください。