受験勉強をしていると1分1秒が惜しいと考えてしまいがちですよね。
ですが、焦りはかえって勉強の効率を下げてしまい時間の無駄になってしまうことも。
今回は受験勉強をするときに限りある時間を有効に使う方法を紹介します。
食後の勉強の効果は?
食後にすぐに勉強を始めることは、かえって非効率です。
食後は身体の血液が内臓のほうに集中するため脳の働きが鈍くなっているのです。
脳の状態も、リラックスモードに。
そうしたときは、しっかり休む方がかえって頭がすっきりして勉強に集中しやすくなります。
休む時間は、15分以上は最低でも確保したいですね。
仮眠をとると脳への血液がしっかりとまわります。
学校の午後の授業で眠くなってしまう場合にも、効果的。
きちんと栄養を取って体調管理をしておくことも受験合格には必要なことですね。
食後の過ごし方を工夫すると脳が活性化
食後の過ごし方を考えると、脳が活性化して勉強に対してもやる気になれます。
この方法は昼食後が特に有効。
午後の授業でうとうとしないためにも、実践してください。
昼寝をする
ウォーキングをする
スマホで気分転換
昼寝をする
昼食後に頭をきちんと休めることで、脳の疲労感が軽減されます。
休むことでその後の時間もぼーっとすることなく過ごせます。
ウォーキングをする
ウォーキングは適度に体を動かすので、勉強で知らず知らずにたまった身体の疲れを軽減できます。
この時に意識してほしいのは、腰回りの筋肉です。
座った状態では凝り固まりやすく、全身の代謝が下がります。
太ももをいつもよりも高めにあげるように意識したリ、お腹に力を入れて歩いてみてください。
筋肉の緊張がほぐれることで、頭に血液が回りやすくなり気分がリフレッシュできます。
便秘にもなりにくくなるので受験太り対策にもおすすめです。
万歩計をもったり、アプリを活用して歩数をみえるようにしておくと、自分の進捗が見えてやる気につながります。
短い時間でも頭がしっかり切り替わる方法なので、受験当日もできるので普段から取り入れてみてください。
スマホで気分転換
昼休憩とは、時間が決まっています。
なのでだらだらすることができません。
この時間を利用してスマートフォンで自分の好きなことをしてみましょう。
読書をしたり、SNSで好きな写真をシェアしたり、ニュースを見たり。
好きなことをする時間が決まっていると次第に工夫ができるようになります。
そうした細かい工夫、発想力、時間管理能力は社会に出たときにも役立ってくるので、練習と思ってやってみてください。
夕食後は食後1~2時間後が一番オススメ
夕食後に勉強時間を確保したいと考える時は、暗記科目を中心に食後1時間から2時間経って胃が落ち着いてからにしましょう。
あまり夕食時間が遅くなると睡眠の質に影響してくるため、夕食はできれば7時ごろまでに済ませることができるといいですね。
塾のスケジュールなどで夜遅めに食事を取る場合は、消化によい軽めのものを。
あえて炭水化物(ご飯もの)を抜いておかずだけを食べたり、スープなどにして身体を温めたりするのもおすすめです。
あまり時間が遅くなってしまうと、太りやすくなってしまい受験太りなんてことも。
塾に通っている場合は、食後は睡眠を優先してきちんと脳を休ませてくださいね。
睡眠や休息にも大切な役割がある
睡眠をとることは、心身のメンテナンスをします。
受験勉強をしていると「こんなに寝てしまっては他の人に先を越されてしまうかも」と考えてしまい、睡眠時間を削って勉強に当てている人もいますね。
この方法はかえって逆効果で、睡眠不足によって体調を崩したり記憶力が低下して暗記が進まないこともあります。
受験生は、脳をしっかり使っているため6時間以上は睡眠をしっかり確保しましょう。
その方が、合格率も上がっています。
6時間以上とは、ノンレム睡眠とレム睡眠は1.5時間ごとに繰り返し行われています。
寝ている間にそれまで勉強したことを処理して記憶、理解するので、長時間勉強していても頭に入っていない状態にはしたくはないですね。
そしてもう一つ。
睡眠が不足した状態で勉強を続けていると、精神が不安定になり勉学に集中できなくなります。
とてつもない不安に襲われたり、焦りが大きくなり本来の自分の力を出すことができなくなります。
休息も同様で受験生だからこそ必要不可欠です。
脳の疲労感は身体の疲労感と違って感じにくいですが、受験勉強中は毎日新しいことを記憶したり以前のことを振り返ったりと常に活動しています。
適度に休息をとることが効率的に勉強をする方法でもあるので、「息抜きすること」を忘れないでください。
まとめ
受験勉強において、きちんと勉強することはもちろん大切です。
ですがその勉強の効率を下げないためにも、食事をしっかりとること、質の良い睡眠をとること、適度に休息を入れて根を詰めすぎないようにすることも勉強以上に大切です。
体調を崩して思うようにスケジュールがはかどらなくなったりすることがないように、普段から基本的生活習慣を整えておいてくださいね。