「家庭教師と契約をしているけど、ご飯は出した方がいいのかな」
「家庭教師に何かしてあげられることはないだろうか」
家庭教師は、わざわざ家にまで勉強を教えに来てくれるサービスなだけに、以上のように少し気を遣ってしまいますよね。
下手に気をつかうと、みなさんだけでなく家庭教師も疲れてしまいます。
そこで本記事では、「家庭教師にご飯を出すべきか?」という問題に結論を出します。
ぜひ、最後までご覧ください。
先に結論を言うと、
です。
それでは、詳しく解説していきます。
家庭教師にご飯まで出す必要はない!その理由は?
先ほども言いましたが、結論、家庭教師にご飯まで出す必要はありません。
理由は以下の2つです。
家庭教師が余計な気を遣ってしまう
家庭教師は、お子さんの成績を上げるために全力を尽くします。
もちろん生徒のためを思っているからと言う理由もありますが、生徒の成績が上がるほど報酬や評判も上がるからと言う理由もあります。
それなのに、ご飯を出されてしまうと、
「食べ方の行儀は大丈夫かな」
「帰る時間が遅れてしまうけどどうしよう」
「せっかくいただいたものだし、全部食べなきゃ」
以上のように、勉強以外のことを考えさせられてしまいます。
それにより指導力が低下してしまうと、家庭教師だけでなく生徒にも悪影響です。
月謝で十分
二つ目の理由は、すでにみなさんが月謝を支払っているから、です。
たしかに、家庭教師はわざわざみなさんの家庭に来てくれています。
しかし、月謝には交通費が含まれていることがほとんどですし、ただでさえ家庭教師の授業料は安くはないですよね。
ですから、月謝以上のことをする必要はありません。
お菓子や飲み物はどうする?生徒のためにもなる最低限の気遣いとは
家庭教師にご飯を出す必要はないことがわかりました。
では、お菓子や飲み物はどうでしょうか。
ここでは、家庭教師だけでなく子どものためにもなる気遣いについて解説していきます。
飲み物は出した方が良い
飲み物だけは家庭教師に出してあげた方が良いです。
というのも、家庭教師は少なからず「話すこと」を通して生徒とコミュニケーションを図り、成績を上げるサポートをするお仕事だからです。
家庭教師と言えど、ずっと話していると喉が渇きます。
また、家庭教師は基本的に1時間から2時間ほど生徒に付きっきりで勉強を指導します。
それだけの時間飲み物なしで話し続けるのは、辛いに決まっています。
そんな時に飲み物を用意してくれるのは、本当に家庭教師にとっては嬉しいことなのです。
もちろん、家庭教師が自分で飲み物を持ってきている場合もあります。
とはいえ、忘れてしまうこともありますし、移動中や指導中にぬるくなってしまった飲み物と、家庭で用意してくれる冷えた飲み物とでは有り難みも全く異なります。
具体的な飲み物は、普通の水やお茶で大丈夫です。
ジュース等は好みが異なりますし、人によっては飲めないものもあります。
ここでまた変な気を遣わせないためにも、水かお茶を用意してあげてください。
お菓子は生徒のために出す
ここまでで、
・ご飯を出す必要はない
・飲み物は出した方が良い
ということがわかりました。
では、お菓子は出すべきなのでしょうか。
結論、「お菓子は出した方が良い」のですが、あくまでも子どものために出してあげましょう。
まず、家庭教師にお菓子は必要ありません。
これも、ご飯と同じ理由です。
特にお菓子は余計に喉が渇いてしまいます。
しかし、お子さんにはお菓子を用意してあげましょう。
特に中学受験をする小学生なら、勉強の合間に甘いものが食べられるのはご褒美になります。
モチベーションや集中力の維持にもつながるので、お子さんには積極的にお菓子を用意してあげるようにしてください。
タイミング
家庭教師と生徒のために飲み物を、生徒のためにお菓子を出してあげると良いことがわかりました。
しかし、出すタイミングを間違えてしまうと、帰って家庭教師や生徒の集中を邪魔したり、家庭教師に気を遣わせてしまったりする恐れがあります。
そこで、お菓子と飲み物を出す適切なタイミングについて知っておきましょう。
以下のようなタイミングで飲み物とお菓子を出すと、効果的です。
・飲み物は最初から2人分用意しておく
・指導時間の半分くらい過ぎた段階で、飲み物のおかわりとお菓子を出す
お菓子はあくまでも生徒へのご褒美という意味で出すものなので、集中力が途切れやすい折り返しの時間帯に出してあげたら効果的です。
飲み物は、家庭教師のためにも、最初から最後まで一定量あることが望ましいです。
ぜひ、実践してみてください。
まとめ
家庭教師にご飯をあげるべきか、という問題について解説しました。
もう一度まとめると、
・家庭教師にご飯はあげなくていい
・飲み物は用意したほうが良い
・生徒のためにお菓子を用意した方が良い
ということでした。
ぜひ、家庭教師と契約した際の参考にしてみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。