勉強したくない時はどうすればいい?タイプ別の対策を知ろう|中学受験エリート

勉強したくない時はどうすればいい?タイプ別の対策を知ろう

 

 

勉強しなくちゃいけないと分かっていても、

「嫌だ!勉強なんてやりたくない!」

と思ってしまい、ぐだぐだしてしまって勉強に取り掛かれない……という経験をしたことのある人は多いはず。

今回の記事では、嫌な気持ちのときでも勉強をはじめられる・続けられる方法を紹介します。

「勉強が嫌だ、でも頑張りたい!」と思った時にはぜひ参考にしてみてください!

 

勉強したくないと思う理由

勉強したくないと感じてしまう状況には、「勉強をはじめたくない」時と「勉強を続けたくない」ときの2パターンがあります。

「勉強をはじめたくない」というのは、「定期試験前で範囲が多くてやる気が出ない」「友達とのメッセージのやり取りが楽しくて、勉強で中断したくない」など、とにかくまず机に座って勉強に取り組むのが億劫だと感じてしまうパターン。

「勉強を続けたくない」というのは、「勉強しているけれども効果が感じられない」「難しい問題が多く、やっていると気が滅入ってきてしまう」ときなど、すでに勉強はしているものの「もうやめたい」と思ってしまうパターンです。

どちらのパターンに当てはまるかによって、取るべき対策が違ってきます。

 

「勉強をはじめたくない」ときの対策

 

 

「勉強を始めるのが嫌」ならば、まず勉強へのハードルを下げることがポイントになります。

 

ご褒美を設定する

簡単に設定できて効果も高いのが「ご褒美作戦」。

「問題集を3ページやったらお菓子を食べる」「受験が終わったら旅行に行こう」など、勉強を頑張ったご褒美を設定するのです。

単純ですが、頑張った先に嬉しい報酬があると思うと取り組むのが楽しくなります。

勉強の量や期間に合わせて設定を変えることで、毎日のノルマから数年越しの受験勉強まで、様々な状況に対応可能です。

机を片付ける

周囲の環境によってもやる気は左右されるもの。

部屋をきれいに片付け、誘惑になる本などを隠して「勉強モード」にするだけでも自然に勉強に対するやる気が湧いてくるでしょう。

 

 

ただし、試験まで時間がない場合(明日が定期テストなど)の場合は、じっくり片付けている時間はありません。

できるだけ、時間の余裕のあるうちに部屋を整理しておくようにしましょう。

 

計画を立てる

「やることが多すぎて嫌になってしまった」という場合は、自分の目標から逆算して勉強計画を立て、「今日何をすればいいのか」を考えてみるといいでしょう。

コツは「確実に達成できる量を1日のノルマにする」こと。

「1年間で問題集を5冊完成させよう」と言われてもピンと来にくいですが、「今日はこの問題集を5ページやればいい」と具体的に分かるのであれば「なんだ、それだけなら簡単だ」と思えるはずです。

 

「勉強を続けたくない」ときの対策

 

 

既に勉強しているけれども、「もうこれ以上やりたくない!」という時は、上手に気持ちを切り替えて勉強への前向きな気持を取り戻すことが重要です。

 

勉強をルーチンにする

やりたくないという気持ちを起こさず、かつ毎日勉強を続けるためには、勉強を「当たり前のもの」にしてしまうのが一番。

そのためには勉強を毎日のルーチンとして組み込んでしまいましょう。

「電車の中では英単語をする」「学校から帰ってきたらその日の復習をする」など、勉強する場所や時間を決めておくと継続しやすくなります。

しばらく続けていると「やることが当たり前」になってくるため、勉強に対する嫌な気持ちがなくなってくるでしょう。

 

リフレッシュする

勉強に疲れてしまった、集中力が切れてしまったときなどは休憩を取って気持ちを切り替えましょう。

仮眠やお風呂などで一旦勉強から離れることで、また「勉強しなきゃ!」という気持ちが強くなるはずです。

受験勉強など長期間のスパンならば、たまに勉強をせず好きなことをする日を設けてもいいでしょう。

コツは「嫌になりすぎる前にリフレッシュする」こと。

勉強から離れる時間が長いほど再開へのハードルが高くなってしまいますが、勉強をしたくない気持ちが大きくなればなるほど気持ちを切り替えるのには時間がかかります。

ちょっと疲れてきたな、と自覚したらこまめに休憩を挟んでいくようにしましょう。

 

「分かるところ」まで戻る

問題が難しすぎて嫌になってしまった時は「自分のできるところ」まで戻って勉強し直すようにしましょう。

「そんなんじゃ試験や入試に間に合わないよ!」と思うかもしれませんが、分からないということはそれ以前の部分で何かしらのつまずきがあるということ。

そのまま難しい問題をやり続けていてもただ時間が経ってしまうばかりで、更に勉強したくなくなってしまうだけです。

自分のできるところまで戻れば、スラスラと解けるので楽しく勉強できるようになりますし、基礎を徹底することでつまずきもなくなります。

一見遠回りに見えるかもしれませんが、結果的に成績向上の近道となるのです。

 

「勉強したくない」気持ちを乗り越えよう!

「勉強が嫌だ」という気持ちは大きく分けて「勉強をはじめたくない」と「勉強を続けたくない」の2つに分けられます。

「はじめたくない」時はとにかく勉強へのハードルを下げること、「続けたくない」時は気持ちを切り替えることが重要です。

上手に自分の気持ちをコントロールして、やる気に左右されずに勉強できるようにしましょう!

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