家庭教師をお願いして家に来た時に夕食を出したほうがいいのか悩みますよね。
基本的には家庭教師に夕食を出す必要はありません。
夕食を出す必要はありませんが、飲み物くらいは出してあげるといいでしょう。
ということで今回は、家庭教師に夕食を出すべきか出さないほうがいいのか紹介します。
家庭教師に夕食を出さないほうがいい理由
まずは家庭教師に夕食を出さないほうがいい理由を紹介します。
お互い気を遣う
一番大きな理由としては、お互い気を遣うことです。
まだ家庭教師のことがよく分からない状態だからこそ仲良くしておきたい気持ちは分かります。
家庭教師側は、せっかく夕食に誘ってくれたけど用事があるのに断りにくい…断ると愛想の悪い人と思われるかもしれない。
予定があっても断りづらい。
そういう場が苦手。
人の家のご飯が食べられない。
といったように色々な事情があるはずです。
家庭教師をお願いする側も、
「食の好みが分からない」
「料理に文句を言われるかもしれない」
「ご飯が終わった後も長居される」
といったように気を遣ってしまいます。
そもそも夕食を出す義務はない
そもそも家庭教師に夕食を出す義務はありません。
テレビドラマでは家庭教師と夕食を食べるシーンがよく出てきますよね。
その影響もあってか家庭教師に夕食を出すのが当たり前みたいになっていますが、そんなことはありません。
夕食を出しても出さなくても家庭教師のサービス内容は一緒です。
夕食を出したからといって割引される訳でもないし、夕食を出さないから適当に教えられるようになる訳ではありません。
夕食を出さないからと言って文句を言ってくる人がいるとしたら家庭教師側に問題があります。 すぐ他の人に変えたほうがいいでしょう。
仲良くなりすぎると家庭教師を変えづらい
家庭教師と仲良くなると、お互いのコミュニケーションが円滑になります。
ただ、家庭教師を変えたい事情が出た時に仲の良い相手を断りづらいですよね?
仲良くなりすぎると心苦しくなってしまいます。
そういうのが気にならないのであれば特に気にしなくても大丈夫です。
家庭教師に夕食を出すメリット
ここまで夕食を出さないほうがいい理由を紹介しましたが、良くないことだけではありません。
夕食を出すメリットもあるので紹介します。
子供が質問しやすくなる
夕食の機会を作ってあげれば子供と家庭教師も仲良くなりやすいです。
子供が仲良くなれば分からないことがあった時に質問しやすくなるでしょう。
分からないことや聞きたいことを素直に聞きづらい子供も中にはいます。
家庭教師も子供に分からないことを質問されなければ教えるのはなかなか難しいです。
家庭教師との距離が近ければ子供が質問しやすくなって、なんでも聞けるので勉強もスムーズになるでしょう。
人間的に合わないかすぐ分かる
一緒に夕食を食べて会話をすればその家庭教師の人間性がすぐに分かります。
普通に勉強を教えてもらうだけでは話す機会があまりないので、家庭教師の人柄まではほとんど分かりません。
そのため、子供からの印象や家に来た時の受け答えくらいで判断するしかないですよね。
厄介な家庭教師が来る可能性は低いですが、ゼロではありません。
人間的に問題のある人ならなるべく早めに知って他の家庭教師にお願いすべきです。
早いうちに夕食を食べておけばそういうことが知れるというのがメリットになります。
家庭教師に夕食は出さなくていいけど飲み物は出すべき
家庭教師に夕食を出さなくていいと思いますが、飲み物は出してあげるべきでしょう。
夕食と違ってお互い気を遣う必要がないし、時間も取られません。
大体は家庭教師が自分で飲み物を持ってきているので出さなくても大丈夫ですが、コミュニケーションを取るきっかけにもなります。
お茶菓子までは出す必要はないと考えてます。
これから勉強を始めるのにお菓子があっても食べる時間がないし、子供も欲しがってしまうからです。
ただ、勉強の休憩時に子供と一緒に食べるためにということならアリでしょう。
夕食を出すべきかどうしても悩む方は家庭教師に聞いてみる
夕食を出さないほうがいい理由や夕食を出すメリットをお話させていただきましたが、それでも悩んでいる方は家庭教師に直接聞いてみましょう。
先に聞いておけばお互い気を遣わなくていいですよね。
「他の家庭で夕食はどうしていますか?」
「夕食って出したら困りますか?」
など聞いてみるといいでしょう。
ついでに聞きにくいことや気になることがあるなら先に聞いておくといいです。
まとめ
ということで、家庭教師に夕食を出さないほうがいい理由を紹介しました。
基本的に家庭教師に夕食を出す必要はありませんが、仲良くなりたいのであれば夕食を出したほうがいいでしょう。
夕食を出すことまではしなくていいですが、飲み物だけは出してあげるといいです。
それならお互い気を遣う必要もないし、家庭教師側も助かります。
夕食を出すか出さないかの判断はそれぞれで決めていただければと思います。