中学受験の難易度はどれくらい?高校受験と比較しながら解説!|中学受験エリート

中学受験の難易度はどれくらい?高校受験と比較しながら解説!

 

 

「中学受験に興味があるけど、どれくらい難しいのか知りたい。」

「中学受験か高校受験どちらを受けたほうがいいのか分からない。」

という方のために、中学受験の難易度や高校受験との違いなどを紹介します。

 

中学受験と高校受験は環境や難易度も全然違うので、しっかりと理解した上でどちらにするのか判断してください。

 

 

中学受験の難易度はどれくらい?

 

始めに中学受験の難易度を紹介しておきます。

中学受験はかなりレベルが高いです。

 

中学受験の出題範囲は、学校にもよりますが公立中学3年生まで出題されます。

小学生6年生で中学生3年生の範囲まで勉強しなければいけないので、そもそもテストの難易度が高いのは分かると思います。

 

当たり前ですが、一般的な小学校の授業では小学6年生までの範囲しか勉強しません。

そのため塾や家庭教師に通わせない限り中学受験に合格するのは相当難しいでしょう。

 

一般的には小学校3年生から4年生になる時期に塾や家庭教師に通わせています。

早い家庭では幼少期の頃から通わせているところもあります。

そういった子供達が集まるのが中学受験です。

 

 

中学受験と高校受験の違い

続いては、中学受験と高校受験の違いを解説します。

 

偏差値

 

中学受験と高校受験では偏差値が大きく違います。

なぜなら偏差値はテストを受ける集団によって変わるからです。

 

中学受験は、小学生で成績上位者や受験に向けて真剣に勉強をしてきた集団しかいません。

一方で、高校受験の場合は勉強に力を入れてない生徒も受験しているため中学受験と比べて偏差値が高くなります。

 

中学受験と高校受験の偏差値は10前後は差があると考えてください。

 

受験難易度

中学受験と高校受験では難易度も大きく異なります。

 

中学受験は、入試内容や難易度が学校によって大きく異なる上に学校の授業だけでは絶対に解けない範囲の問題が出題されます。

 

難関校の場合だと、その学校ごとに受験対策をしないと合格は難しいレベルです。

一方で、高校受験は難関校ではない限り基本的に学校の授業範囲の問題が大半なので学校で高得点を取れているならそこそこ良い結果が狙えるはずです。

 

中学受験は小学校の授業では出ない範囲が出るので、どれだけ学校の点数が高くても参考にはなりません。

 

受験する子供の年齢

テスト自体の難易度も違いますが、勉強を始める年齢も違うため難易度も変わります。

 

高校受験を受ける中学生の頃には物心がついてある程度自分の考えもあって、なんのために勉強をしているか理解できるでしょう。

 

一方、中学受験はまだ小学生で将来のこともあまり分からない状態で、勉強させなければいけません。

 

小学生で遊びたい時期に子供を嫌がらせないで勉強させるのは大変です。

 

偏差値や難易度で中学受験を決めてはいけない理由

中学受験は子供の人生を左右する1つのきっかけではありますが、中学受験だけですべてが決まる訳ではありません。

 

偏差値はあくまで学力の目安なので、「偏差値が高い=将来も安心」ではありません。

もちろん偏差値の高い学校ほど教育方針がしっかりとしていて、実績も高く素晴らしい学校は多いです。

 

しかし、偏差値だけで決めると子供と合わなかったり、イメージしていた教育とはずれていたりする可能性があります。

 

また、絶対に中学受験を合格させるために難易度の低い受かりやすそうなところを選ぶのも良い判断とは言えません。

 

子供のことを考えてどういう学校にすべきか偏差値や難易度以外の部分で考えてあげてください。

 

中学受験と高校受験どちらを受けるべき?

 

中学受験と高校受験どちらを受けたほうがいいのかは、お子さんや各家庭によって違うのでどちらが良いとは断言できません。

 

参考までにどちらが向いているのかを紹介させていただきます。

 

中学受験が向いている家庭

以下のような場合は、中学受験に向いています。

 

・将来の目標がある
・中高一貫校に通わせたい
・子供に学習意欲がある

 

すでに将来の目標があって、中学受験をしたほうがいい場合は受験させたほうがいいですね。

中高一貫校の中には高校受験を実施してない学校もあります。

 

入学させたい学校が中学受験でしか募集してない場合は中学受験の選択肢しかありません。

子供に学習意欲がある場合も中学受験を視野に入れるといいでしょう。

 

高校受験が向いている家庭

以下のような場合は、高校受験に向いています。

 

・自主的に子供に選んでほしい
・小学生のうちから勉強漬けにしたくない
・サポートする余裕がない

 

中学受験は親の意向がほとんどで、子供の意思はそこまでないと思います。

子供は勉強するのが当たり前の生活になるはずです。

 

そうではなく、自分のやりたいことを自分で選べるようにしたいという考えなら高校受験でも良いでしょう。

 

また、中学受験は親のサポートが不可欠です。

費用面でも生活面でも余裕がない場合、中学受験で良い結果を出すのは難しいでしょう。

 

まとめ

 

中学受験と高校受験は大きく違います。

 

早いうちに決めておきたいところではありますが、子供の意思をできるだけ尊重してあげるために親はいくつかの選択肢を提示できるように準備しておくといいでしょう。

 

どちらが良い悪いということはないので、子供の将来を長期的に考えてどちらがいいか判断してみてください。

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