「中学受験の家庭教師はいつからつけるべきだろう」と悩んでいませんか?
家庭教師は費用もかかるし、中々始めづらいですよね。
そこで本記事では中学受験対策の家庭教師をつける時期から家庭教師のメリットやデメリットまで解説しました。
ぜひ、最後までご覧ください
中学受験のために家庭教師はいつからつけるべき?
では、早速ですが中学受験合格のために家庭教師はいつからつけるのが正解なのでしょうか
いつからつけるべきという正解はない
何年生の何月から家庭教師をつけるべきであるという正解はありません。
なぜなら、子ども一人ひとりによって現時点の学力や学力の伸び方、志望校が違うからです。
志望校と現時点の学力がかけ離れている場合は、なるべく早く苦手克服をするために家庭教師を付けたほうがいいでしょう。
しかし、あとは苦手を克服すれば合格できる程度であれば小学校5,6年生のみでも大丈夫です。
強いて言うなら以下のタイミングで家庭教師を検討するといいでしょう。
・塾でも学力が全然伸びない
・自宅での勉強が進んでいない
模試の成績が落ちたりすると子どもは焦ります。
しかし、焦ってもなぜ落ちたのかは中々わかりづらいものです。
また、塾で勉強をしていても全然成績が伸びない場合、子どもは勉強や受験合格に対してのモチベーションを失います。
その時に家庭教師をつけることで、子どもが今抱えている苦手や悩みをピンポイントで解決できます。
とはいえ、より合格に近づきやすくなる効率的なタイミングを知りたいと思うので解説します。
一般的には小学校5年生から小学校6年生
最も一般的には小学校5年生から6年生の10月あたりで家庭教師をつけるとよいとされています。
なぜなら、子どもも親も志望校と現時点の学力のギャップが埋まらないことに焦りだす時期だからです。
塾や自宅での勉強だけでは、克服できない課題や苦手が見つかったときに家庭教師を検討される方が多いです。
本格的に受験シーズンとなってきて、子どもが自宅でも勉強するようになった際に家庭教師を掛け合わせるとさらに学力が伸びていくこともあります。
子ども自身も受験を強く意識し始める小学校5年生以降に、家庭教師を検討してみてはいかがでしょうか。
家庭教師はいつからつけるか考えるときのポイント
家庭教師をつけるタイミングを考えるときのポイントを解説します。
主に考えるべきなのは以下の3つです。
・子どものスケジュール
・時期
この3つを検討した結果のタイミングであれば、失敗する可能性はかなり低くなるでしょう。
塾のカリキュラムとの擦り合わせ
塾と家庭教師を並行するなら、学習内容に無駄がないようにしなくてはいけません。なので、まずは塾のカリキュラムを確認しましょう。
例えば、子どもの苦手克服のために家庭教師をつける場合は塾のカリキュラムがその苦手克服に活用できないかを確認します。
算数のつるかめ算が苦手な子どもがいて、塾のカリキュラムがすでに総合的な受験対策講座に入っていれば、つるかめ算を塾の時間にピンポイントで克服する事は難しいでしょう。
逆に、塾のカリキュラムがまだ算数の基礎的な範囲であれば先生に聞く余裕も持てます。
そもそも通っている塾のカリキュラムが基礎ではなく応用、受験対策のみである場合は子どもがどんどん置いていかれる可能性もあるので、家庭教師をつけるタイミングといえるでしょう。
子どもの学校や習い事などのスケジュール確認
子どもは私たちが思っている以上に体力や気力があったり、思っている以上に繊細であったりストレス耐性が低いことがあります。
受験に本腰を入れている時期であれば、塾がない日に家庭教師をつければいいですが、まだ他の習い事等もやっている時期だと、体力的にかなり大きな負担をかけることにもなります。
例えば、習い事や塾の予定が無くてもその時間は子どもにとって「遊ぶ時間、息抜きの時間」「宿題をやる時間」である場合があります。
その時間に家庭教師をつけてしまうと、子どものリズムが崩れたり、塾も家庭教師も中途半端になってしまうことがあります。
なので、家庭教師をつける余裕がある時期かどうかを子どもと一緒に確認することが必要です。
前年度の受験終わりのタイミング
家庭教師をつけるベストのタイミングは、前年度の受験が終わった2~5月あたりです。
なぜなら、質の高い家庭教師が受け持ちの子の受験を終えて、空くようになるからです。
そのタイミングで家庭教師を申し込むと、質の高い優秀な先生を担当にできる可能性が高まります。
逆に受験期真っただ中に申し込んでしまうと、質の高い先生がいない可能性があります。
もし、家庭教師を急いでつける必要がないのであれば前年度の受験が終わるタイミングを待つことをおすすめします。
中学受験対策の家庭教師をつけるなら今
今、お子さんの成績や家庭での態度、受験に対するモチベーションなどを見て不安に思い、家庭教師を考えているのであれば、ベストのタイミングはまさに今なのかもしれません。
というのも、家庭教師をつけるタイミングがよかったかどうかの評価は後になってみないとわかりません。
そして家庭教師がお子さんの学力アップに繋がるかどうかはやってみなければわかりません。子ども自身もわかりません。
なので、家庭教師の体験授業などを利用してお子さんに家庭教師が適しているかどうか、効果はあるのかどうかを調べてみることをおすすめします。
特に、小学校5年生以上のお子さんであればひとまずやってみることをおすすめします。
ただ、その際にいきなり何日もやるのではなく、お試しで週1など子どもに負担のかからないようにしましょう。
中学受験の家庭教師はいつからつけるべきかに正解はありません
一概に何年生の何月から家庭教師をつけると合格しやすくなるという答えはありません。
ただ、受験対策が本格的になる小学校4年生あたりから塾に通わせ、小学校5年生以降から家庭教師をつけるというのが一般的とも言われています。
どうしてもタイミングがわからない場合は、小学校5年生以降に一度つけてみましょう。
もし、お子さんに家庭教師が必要かもしれないと考えているのであれば、まずは一度体験授業等を検討してみてください。