対策方法も変わる!?中学受験は学校によって科目数が異なる|中学受験エリート

対策方法も変わる!?中学受験は学校によって科目数が異なる

 

 

中学受験は、どの学校も同じ科目で行われるわけではありません。

その学校によって受験の科目数が変わってきます。

 

この記事では、中学受験の科目数のパターンと、そのパターンに応じた対策の方法などをわかりやすく紹介していくので、是非参考にしてみて下さい。

 

中学受験はその学校によって対策方法が変わる

 

中学受験をするときに重視しなければならないのが、その学校の入試要項です。

高校受験や大学受験と同じく、中学受験もその学校によって入試要項が大きく変わっていきます。

 

大きな違いとして挙げられるのが科目の部分です。

その学校によって入試で採用されている科目や科目数が大きく変わります

 

「志望する中学校の受験は、どの科目を使った試験が行われるのか?」

というのは必ずチェックするようにしましょう。

 

中学受験の科目数の3つのパターン

 

学校によって変わる試験科目。

中学受験では、主に4科目・2科目・1科目という3つのパターンが用意されています。

以下でこの科目の3つのパターンを詳しく見ていきましょう。

 

4科目受験

 

中学受験のメインのパターンである4科目受験。

国語・算数・理科・社会の4科目で行われ、最も多く採用されているパターンになります。

 

得点配分についてはその学校によって変わり、どの科目も均一の配分にしているところもあれば、国語と算数だけ高く設定しているところもあります。

 

2科目受験

 

2つの科目を採用して試験を行う2科目受験ですが、この中でもいくつかのパターンに分かれます。

 

『国語と算数』というように予め指定されている2科目受験もあれば、『国語・算数・理科・社会』の中から2科目選ぶものもあります。

 

4科目に英語がプラスされた5科目の中から2科目を選ぶパターンもあり、同じ2科目受験の中でもいくつかのパターンに分かれるので、この部分にも注意しなければなりません。

 

1科目受験

 

そこまで多くはありませんが、1科目受験を採用している中学校もあります。

ここ最近増えている受験体制であり、こちらもいくつかのパターンが用意されています。

 

『算数だけ』というように予め決められているものもあれば、4教科の中から1教科選ぶというのもあります。

 

お子さんが受験する中学校は、どのパターンを採用しているかのチェックは忘れないようにしましょう。

 

試験の科目数によって受験対策が変わってくる

 

 

同じ中学受験でも、試験の科目数によって対策方法は大きく変わってきます。

ここでは、科目数別の対策方法を紹介していくので、是非参考にしてみて下さい。

 

4科目受験の対策方法

 

中学受験で多く採用されている4科目受験で重要になるのが、「苦手科目を作らない」ということです。

 

一つでも苦手科目を作ってしまうと、総合点が伸び悩んでしまいます。

理想としては、4科目で満遍なく得点を伸ばすことです。

 

得点源になる得意分野を作るというよりは、苦手科目を作らないことを意識しましょう。

また、4科目受験でも、国語と算数は100点満点だけど、社会と理科は50点満点という配分をしている学校もあります。

 

この場合は、100点の2科目の対策を中心的に行い、配分が低くなる社会と理科はあまり時間をかけないで勉強するようにしましょう。

 

4科目全て均一の得点配分の場合は、全ての科目で満遍なく点数が取れるような勉強をし、得点配分で突出した科目があるのなら、その科目を重点的に勉強するようにして下さい。

 

2科目・1科目受験の対策方法

 

2科目受験や1科目受験をする子たちは、その科目のスペシャリストたちが多くなります。

 

例えば、算数と英語の2科目受験を採用している学校を受ける子は、「算数と英語が得意だからこの学校の受験を選んだ」という理由で受験をすることもあります。

 

2科目・1科目受験をするのなら、そんなスペシャリストたちに対抗しなければなりません。

 

少しでもその科目に対して不安を感じているのなら、苦しい戦いを強いられてしまうでしょう。

4科目受験が『広く浅く』なら、2科目・1科目受験は『狭く深く』という対策が求められます。

 

複数の中学校を受験するなら同じ受験科目を選びたい

 

中学受験は複数の学校の受験が可能です。

 

「一つの学校だけに絞れない」

「落ちたときのことを考えていくつか受けたい」

という人は、複数の学校を受験するのがいいでしょう

 

複数の学校を受験するときは、できるだけ同じ受験科目を試験に採用しているところを選ぶようにして下さい。

 

例えば、国語と算数の2科目受験を採用している中学校を受けるのなら、他の学校も国語と算数の2科目受験を採用している学校を選ぶようにするのです。

 

そうすることで、国語と算数だけに勉強する科目を絞れるので、無駄な勉強をすることはありません。

 

科目数を絞って勉強するほうが深い部分まで学習することが可能です。

同一科目を試験に採用している学校を併願することで、効率のいい受験対策ができるでしょう。

 

試験の科目数に合わせて受験対策をしよう

 

中学受験は、その試験の科目数によって対策方法が変わってきます。

どの学校も同じ対策をしては、試験でいい結果を残すことはできません。

 

その学校が採用している科目数に応じた対策をするようにしましょう。

また、この記事で紹介した通り、複数の学校を受験するのならできるだけ同じ科目の試験をしているところを選ぶようにして下さい。

 

お子さんを通わせたい学校を受験するのもいいですが、落ちてしまっては意味がありません。

少しでも受かる可能性を高められる選択をするというのも大事になってきます。

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