家庭教師と契約する際に出てくるのが「講師の送迎問題」です。
送迎はたった数十分だとしても、毎回のこととなると少し手間に感じますよね。
この記事では、送迎が不要なケースや、逆に送迎するほうがご家庭にとって良い場合を解説していきます。
家庭教師の送迎が不要なケース3選
家庭教師の送り迎えが必要ないケースは3つあります。
2.マイカーで講師が通う
3.最寄り駅からご自宅が近い
順に見ていきましょう。
1.交通費の支払いがある
家庭教師を依頼する際、費用として往復分の交通費がかかる場合があります。
例えば、交通費が往復で500円かかり、ひと月に4回来てもらう場合だと、毎月2,000円支払うことになりますね。
講師は、自分でご家庭に伺う想定のもと交通費をいただいています。
そのため、交通費を支払っている場合は、家庭教師の送迎は必要ないでしょう。
また、交通費という名目がなくても、交通費込みでもともとの時給が設定されているケースもあります。
契約時に「交通費は別途かかるのか」もしくは「時給に交通費は含まれているのか」確認しておくと良いですね。
2.マイカーで講師が通う
講師が自分の車でご家庭に伺う場合、送迎の必要はありません。
その代わり、ガソリン代がかかる可能性は高いです。
1kmあたり10円〜20円で設定している家庭教師センターが多いため、講師宅からご自宅まで10kmだとすると、1回につき100円〜200円の計算になります。
もしご自宅に講師の車を停めるスペースがなければ、パーキング代も支払う必要がありますので、できればご自宅に停められるよう調整しておくと良いと思います。
3.最寄り駅からご自宅が近い
ご自宅が最寄り駅から徒歩10分圏内であれば、送り迎えはしなくても良いでしょう。
長谷工の住まいによると、不動産業界では1分=80mとして定められているようです。
10分圏内だと駅から1kmも離れていないことになりますので、比較的街灯も多く、車通りや人通りも多いことが考えられます。
講師が女性であれば特に、通勤経路の安全性は重要視されるものです。
家庭教師は夜に授業が終わることが一般的なので、夜道が危なくない距離感と立地であれば、送迎の必要はありません。
交通の便が悪いと送迎がいる可能性も
家庭教師の送迎は基本的に必要ありませんが「交通の便が悪い」場合は送迎を覚悟しておきましょう。
交通の便が悪いとは、以下のような場合です。
・最寄り駅からさらにバスに乗る必要がある
詳しく見ていきましょう。
公共交通機関が1時間に1本以下しかない
電車やバスの本数が1時間に1本以下だと、授業が長引いた場合に講師は乗り損ねる可能性が高まります。
次の便まで家にいてもらうわけにもいきませんし、夜の暗いところで待たせておくのも危ないですよね。
場所によっては、夜だけ本数が減ることもありますので、帰りのみ講師を送るというのもひとつの方法です。
最寄駅からさらにバスに乗る必要がある
最寄り駅からさらにバスを使わないとご自宅まで行けない場合は、送迎されることをおすすめします。
理由は、交通機関の遅延で講師が乗り換えをスムーズにできず、大幅に授業時間が遅れてしまうことを防ぐためです。
授業開始が遅れると、お子様のやる気を損ねてしまいかねません。
また、契約できる家庭教師を少しでも多くするためでもあります。
通勤に時間がかかることによって起こりうるリスクを避けるため、電車などで通いやすいかどうかも講師は気にしています。
少しでも家庭教師の選択肢を増やすには「送迎あり」という条件をつけて探される方が良いでしょう。
オンライン家庭教師なら送り迎えは必要なし
「家庭教師を送迎するのはどうしても抵抗がある」
「毎回送り迎えしなければならないと考えると負担だ」
そういったご家庭は、オンライン家庭教師を検討されてみてはいかがでしょうか。
オンライン家庭教師はインターネット上で完結するので、送り迎えは一切必要ありません。
毎回送り迎えをしていると、往復でけっこう時間がかかってしまうので、その手間が省けるのは大きな利点だと思います。
オンライン家庭教師の場合は交通費もかからないので、訪問型と比べて費用を少し抑えられることも期待できますね。
家庭教師センターには、訪問型とオンライン型の両方を提供しているところもあるので、気になる方はぜひ確認されてみてください。
まとめ
「家庭教師に送迎は必要か?」についてご説明してきました。
基本的には、家庭教師を送り迎えする必要はありません。
交通費を支払うことになっていたり、ご自宅と最寄り駅が徒歩10分程度の距離だったりしたら、講師が来るのをご自宅でお待ちいただいて大丈夫でしょう。
ただ、運航本数の少なさなどで通勤がしにくい場合は、送迎していただけると家庭教師の候補者も増やせると思います。
送迎や交通費に悩まされたくない方には、インターネット環境さえあればできる「オンライン家庭教師」がおすすめです。
家庭教師は、3ヶ月以上など一定期間続けたほうが効果を得やすいものです。
継続するためには、送迎を始めとした保護者様のご負担も少なくないと難しいですよね。
この記事が、送迎に関するお悩みの解決に繋がれば幸いです。