家庭教師を頼みたいけれど、週にどれくらい入れたほうがいいかわからなく悩んでいませんか?
できるだけ費用を抑えながら、効率的に学習して成績を上げたいですよね。
今回の記事では、家庭教師は週何回がベストなのか解説していきます。
その他にも、家庭教師の理想の授業時間や、メリット、オンライン家庭教師についても紹介するので参考にしてください。
記事を執筆した著者は、県立高校で教員をした経験があります。
教育に関係していた経験をもとに解説していきます。
家庭教師は週何回お願いするのがベスト?
まず、家庭教師を依頼するとなれば、週に何回お願いするのがベストなのかを紹介します。
結論、週2回がベスト
家庭教師をいざ頼むといっても、週に何回お願いするのか迷いますよね。
多ければその分学習できますが、結論、家庭教師は週2回からスタートしましょう。
例えば、月曜日は家庭教師と勉強をして、空いている日は勉強したところの振り返りや宿題をします。
木曜日あたりにもう一度家庭教師と勉強をして、残りは復習や宿題することでお子様も無理なく勉強できますよね。
週2回にするとだいたい3日ごとに授業が入るので、勉強の習慣が身につき、自主的に学習を進めるようになるでしょう。
家庭教師は入れる分だけ入れるといいですが、その分費用も高額になり、お子様自身もかなりハードな時間割になります。
週2回のスケジュールに慣れ、余裕が出てきたときに、回数を増やすようにしましょう。
無理なく勉強の習慣を身につけるためにも、家庭教師はまず週2回からがおすすめです。
テストや受験前は週2回以上にしよう
家庭教師は授業を入れれば入れるだけ効果が上がります。
かといって、それだけ家庭教師に依頼すると、費用が高くつき現実的ではありません。
費用を抑えながらでも勉強を教えてもらいたい場合は、テスト前や受験前などの大切な時期に回数を増やしましょう。
普段を週2回にし、テスト前や受験前だけ週2回以上お願いすれば、費用を抑えながらでもしっかりとテスト・受験対策ができます。
家庭教師の1回の授業時間はどれくらいが理想?
週2回がベストだと紹介しましたが、1回の授業時間はどれくらいがいいのでしょうか?
1回の授業時間は60分が理想
家庭教師を依頼する際「1回、何時間の授業がいいの?」と悩む方が多いですが、おすすめは授業1回につき60分が理想です。
人が集中できる時間は60分〜90分といわれていますが、いきなり90分間勉強するのは大変ですよね。
60分でも長いと感じる方も多いと思いますが、60分間ずっと集中して勉強しなさいというわけではありません。
60分を短い時間ごとに区切りましょう。
例えば、60分を細かく区切り、15分×3に分けます。
間に5分ほどの休憩を入れて、残りの時間とします。
そうすると1つの勉強時間が15分間なので、精神的にもかなり楽になりませんか?
いきなり90分にせずに、まずは60分から始めてみましょう。
長くても90分にしよう
先ほど、1回の理想授業時間は60分と紹介しました。
「やっぱり60分は短すぎる」
「せっかく家庭教師を頼むから、もっと長い時間教えてほしい」
と思う場合は90分でお願いしましょう。
先ほど、人が集中できる時間は60分〜90分と紹介しました。
90分以上、休憩なしで作業を続けてしまうと、かえってパフォーマンスが下がってしまい、メリハリがつきません。
先ほど紹介した60分間を短く区切るように、90分間を短時間で区切れば、集中力が上がり、学習効果も高いでしょう。
例えば、45分勉強してから少し休憩し、勉強再開するといった流れです。
家庭教師のメリットは?
ここまで家庭教師を頼むにあたって、週の回数、理想の時間を紹介しました。
家庭教師を頼む方の中で、「なんで家庭教師に依頼しているのだろう」と疑問を持ってしまう方もいます。
せっかく時間と費用を削ってネガティブになってしまうのは残念ですよね。
そうならないためにも、家庭教師を頼むメリットをいくつか知っておきましょう。
家庭教師を頼む最大のメリットは、やはりマンツーマンで勉強を教えてもらえることです。
塾だと、周りには他の受講生もいて、自分のペースで勉強を教えてもらえません。
通信教育でも、もし質問やわからない問題があってもすぐに解決できません。
ですが、家庭教師だと自分のペースで勉強を教えてもらい、わからないことがあってもすぐに解決できます。
費用は比較的高めですが、それだけの価値を得られるのが家庭教師です。
また、自宅で勉強するので、通塾する必要がなく保護者様とお話しするチャンスが増えます。
成績や勉強の進捗、悩みなど、すぐに共有できるのも家庭教師ならではのメリットです。
まとめ
いかがでしたか? 家庭教師は入れる分だけ依頼すると効果的と思う方がいますが、それではかえって逆効果です。
勉強するのはお子さまなので、無理なく勉強できるようにするのが大事です。
無理のない範囲で、お子様が少しでも楽しみながら勉強する環境を作りましょう。