中学受験を決めた理由5選!必要か悩んだとき親が考えるべきこと|中学受験エリート

中学受験を決めた理由5選!必要か悩んだとき親が考えるべきこと

 

中学受験をさせるか迷っているときは、実際に受験した家庭の受験理由を参考にしてみるのがおすすめです。

 

同じように中学受験をするか迷った人の意見を参考にできるため、考えがまとまりやすくなります。

この記事では中学受験を決めた理由5選と、迷ったときに判断するポイントを紹介します。

 

中学受験を決めた理由5選

 

株式会社朝日学生新聞社の「中学受験を経験した保護者へのアンケート調査」をもとに、中学受験の理由を紹介します。

結論からお伝えすると、受験理由で多かった意見は次の通りです。

 

・子どもが希望したため
・教育内容が地元の中学校より良いため
・高校受験をしなくて済むため
・大学進学に有利なため
・きめ細やかに指導してもらえるため

 

それぞれの理由について、具体的に見ていきましょう。

 

1.子どもが希望したため

 

中学受験を選択した理由でもっとも多かったのは「子供が希望したため」です。

「中学受験をしたい」と子どもが希望する理由はさまざまですが、主に以下のような理由があります。

 

・仲良しの友だちが受験するから
・習っているスポーツの強豪校だから
・小学校の子達と違う中学校へ行きたいから

 

中学受験に挑戦するのは子ども自身のため、本人の気持ちや考えを優先した親が多いことが分かります。

 

2.教育内容が地元の中学校より良いため

 

公立中学校に比べ、私立中学校や公立中高一貫校は特別なカリキュラムを用意しています。

そのため、学生のうちにさまざまな経験や文化を学ぶことに優れています。

 

例えば海外研修や第二外国語の履修があったり、大学から講師を招いてワークショップをおこなったりと、学校ごとに特色のあるプログラムを展開しています。

 

教科書からは学べない知識や経験を身に付けられるのは、私立中学校・公立中高一貫校の強みといえるでしょう。

 

3.高校受験をしなくて済むため

 

中高一貫校の場合は、高校受験をする必要がなくなります。

高校受験しなくて良いメリットとしては、主に以下のことが挙げられます。

 

・思春期や反抗期と高校受験が重ならない
・高校受験がないことで子どものしたいことをさせる時間の余裕ができる

 

思春期や反抗期は、お子さんの精神面・肉体面ともに敏感な時期です。

そこに高校受験のストレスが重なることで、家庭内での不協和音やお子さんの負担が大きくなることもあります。

 

また、高校受験の時期になると、ほとんどの時間を受験勉強に割く必要が出てきます。

そのため、お子さんが本来やりたいことや習い事を諦める必要が出てくる可能性もあるのです。

高校受験のない中高一貫校であればこのような心配はありません。

 

4.大学進学に有利なため

 

中高一貫校は高校受験だけでなく、大学進学にも有利です。

高校受験がないことで早い段階から大学進学を見据えることができ、長期的な学習計画を立てられます。

 

通常、高校受験をする場合は高校に入学し、一段落ついてから大学進学を考えます。

しかし中高一貫校なら、中学3年生頃から余裕をもって大学進学に備えることが可能です。

 

中高一貫校から難関大学へ進学するお子さんが多いのは、このような余裕を持った進学計画が影響していると考えられます。

 

5.きめ細やかに指導してもらえるため

 

中学受験である程度選別された生徒を迎え入れる中学校では、きめ細やかな指導が期待できます。

特に私立中学校の場合は、公立校のように先生方の入れ替わりが少なく、先生の異動によって生徒が困惑しません。

 

そのため、安定した指導・教育を受けやすいです。

また、学校によってはグローバル人材の育成を学習プログラムの一環にしており、子どもの多様性を育てることもできるでしょう。

 

中学受験をさせるか迷った際に考えること

 

子どもに中学受験をさせるか迷ったら、ここで紹介する3つの軸を考えてみてください。

 

子ども自身に受験のやる気はあるか

 

子ども自身に受験へのやる気やモチベーションがないと、受験を乗り越えることは難しくなります。

また子供だけでなく、中学受験は親にとっても金銭面や精神面の負担がかかるものです。

 

子どもに中学受験のやる気が見られないと、つい子どもを責めてしまうなど親子関係にも影響が出るでしょう。

そのため、中学受験をするかどうかは子ども自身のやる気や本気度の強さを見て決めることが大切です。

 

受験勉強をサポートする体制は整っているか

 

中学受験は子どもの努力だけでなく、親がサポートする体制も重要です。

一例として、次のようなサポートが求められます。

 

・子供の勉強を見てあげる
・塾・家庭教師の選定 塾の送り迎えをする
・学習計画の管理・調整
・志望校・入試概要の情報収集

 

日常生活を送りながら子どもの受験をサポートするのは、一筋縄ではいかないこともあります。

子どもの中学受験を支える覚悟ができているか考えてみましょう。

 

子どもにどのような学生生活を送ってほしいか

 

中学受験をすることで、子どもは通常の公立校とは違う学生生活を送ります。

そのため、子どもにどのような学生生活を送ってほしいのかを考え、それに中学受験が必要なのかを考えてみましょう。

 

参考までに「子どもに中学受験をさせて良かった」と感じている親の意見をご覧ください。

 

・友人や塾の先生、家庭教師の影響で子どもが精神的に成長した
・親子で同じ目標に向かって頑張れた
・子どもに学習習慣が身についた

 

 

まとめ

中学受験をした理由でもっとも多かったのは、「子どもが希望したため」でした。

他にも学習カリキュラムの魅力や、高校受験・大学進学を考えた末の決断といった理由がありました。

 

中学受験は子どもの意思を尊重しながら、親子で伴走していきましょう。

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