数ある中学受験の問題集。
どれを選べばよいのか悩みますよね。
今回は、オススメの国語問題集&参考書を5冊ご紹介!
さらに、プロの目線で「効果的な学習方法」もあわせて解説します。
問題集の具体的な使い方を知って、国語の成績アップを狙いましょう!
オススメの国語問題集&参考書を5冊
さっそく、オススメの国語問題集&参考書を5冊を見ていきましょう!
今の学習状況に合わせて、弱点や強化したい分野を取り扱っている参考書を選んでください。
①『国語ベストチェック 改訂新版』 (5〜6年生向け)
中学受験に必要な「語句」「文法」「読解」の基礎知識をギュッとまとめた1冊。
見開き1ページで1つの章が完成します。
右ページ→各分野のポイントが分かるノート形式「要点のまとめ」
左ページ→実際の中学入試を想定したテスト形式「ポイントチェック問題」
の取り組みやすい構成となっています。
(効果的な学習方法)
まずは、付録の「弱点克服診断テスト」を解いてみましょう。
弱点を見つけたら、各章のページにふせんをつけておくと良いですね。
丁寧に学習すべき分野を視覚化しておきましょう。
問題集は、1日1章のペースで進めていくと約1ヶ月半で完成します。
中学入試本番までに、2〜3周取り組むとより効果的。
1周目は「インプット中心」、2周目以降は「アウトプット中心」で学習するのがオススメ。
1周目は、要点のまとめ→ポイントチェック問題
2周目以降は、ポイントチェック問題→要点のまとめ
の順番に取り組むと良いでしょう。
②『ふくしま式 「本当の国語力」が身に付く問題集【小学生版】』(3〜6年生向け)
【ふくしま式 「本当の国語力」が身に付く問題集【小学生版】|Amazon】
国語の問題集といえば、長文を読み、問題をひたすら解かせる実践型のイメージはありませんか?
この問題集は、理論から丁寧に学べるように作られていて、塾で教わるような内容が学習できるようになっています。
「言いかえ」や「対比」などの練習を徹底的に行うことで、本当の国語力(=論理的思考力)を身につけることができます。
国語が得意な子にも、苦手な子にも手に取って欲しい1冊です。
(効果的な学習方法)
学年やレベルに合わせて、解き進めましょう。
※設問ごとに、学年の目安が設定されています。
最大のポイントは、答え合わせが終わったら、例文を「音読」すること。
非常に良く作られた例文なので、「この言葉は、こういう場面で使うんだ!」と体に染みこませていきましょう。
③『出る順 「中学受験」漢字1560が7時間で覚えられる問題集[さかもと式]見るだけ暗記法』(5〜6年生向け)
【出る順 「中学受験」漢字1560が7時間で覚えられる問題集|Amazon】
直近10年の中学入試で出題された語句・漢字問題を徹底研究。
多く出題された順にA〜Cの3つにランク分けされた問題集です。
「四字熟語」「同音異義語」など分野別になっているため、弱点を補強するように学習することができます。
漢字が苦手なお子さんにもうれしい、ひと言アドバイスがついています。
語句の意味、筆順、同音異義語の紹介など、その漢字に関連したアドバイスがあり、理解を深めながら学習できるのも良いところですね。
(効果的な学習方法)
漢字学習を継続するコツは、毎日「同じ時間」に取り組むことです。
歯磨きのように習慣化していきましょう。 学習の目安は、3ヶ月。
平日に1日2ページ取り組むと、1冊終えることができます。
土日は、平日5日間分に取り組んだ「間違えた漢字」を復習をしましょう!
付録のMY漢字ノートを使って、間違えた漢字を書きためておくと復習の際に役に立ちますね。
④『小学漢字 1026字の正しく美しい書き方』(中学受験生全員必須!)
中学受験生必携の1冊。中学受験で出題されるすべての漢字が掲載されています。
非常に軽く、持ち運びにも便利なのもうれしいですね。
小学生で習う漢字の本は、複数の出版社から出ていますが、こちらの受験研究社の参考書が一番まとまっています。
他のシリーズと差がつく点は、
・漢字を正しく、美しく書くためのポイント
が載っていることです。
(効果的な学習方法)
③で紹介した問題集と合わせて使用するのがオススメです。
問題集のひと言アドバイスをみて、気になった漢字を調べていきましょう。
部首や書き順、音訓読みは要チェック。
また、採点に関わるとめ・はね・はらいなども丁寧に確認できると良いですね。
⑤『「読む力」「書く力」を支える ふくしま式「小学生の必須常識」が身につく問題集』(3〜6年生向け)
常識を身につけて、読解力を向上させる新しい問題集です。
お子さまとの会話で「こんな常識も知らなかったのか・・」と驚くことはありませんか?
実はコレ、読解問題を解く上で大きな影響が・・ 中学入試の出題作品は、前提知識が不足していると、読解でつまずいてしまうことがあります。
たとえば、「茶道」が題材となった文章が出題されたとしましょう。
この「茶道」がどのようなものかイメージできるかで、文章の理解度は、大きく変わると思いませんか?
この問題集を使い、小学生が知っておくべき常識を確認しておきましょう!
(効果的な学習方法)
問題集を解き終えることが目的ではありません。
ペースは、ゆっくりでOK。お子さまひとりではなく、ご家庭で話題を広げながら進めていきましょう。
最終的なゴールは、物事に関心が持てるようになること。
問題集以外のことも学びたいと思えるようになることが大切です。
「難しいことも知っているんだね!」
「他にもこれ知っている?」
と声をかけながら、お子さんと一緒に楽しく進めてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、国語の問題集&参考書を5冊ご紹介しました。
ぜひ、効果的な学習方法も含めて参考にしてください。
中学受験の国語は、教え方が独特で難しい部分もあります。
ご家庭で解決できないところは、プロに頼ることも視野に入れてみてくださいね!