成績が伸びない人は、勉強の仕方に問題がある場合があります。
また、高校生は時間が限られているので、勉強の効率性も重視しなければなりません。
この記事では、勉強の仕方がわからない人や、効率性を重視した勉強をしたい高校生に向けた情報を発信していきます。
正しい勉強の仕方がわからない人は学習効率が悪くなる
勉強というのは、ただ行えばいいものではありません。
特に、高校生の勉強というのは受験までの限られた時間の中で行う必要があります。
時間が限られているからこそ、周りに差を付けるためには効率性の高い学習をすることが求められます。
勉強の仕方がわからない高校生は、勉強に時間をかけているにも関わらず、それが成績に反映されません。
「こんなにやったのに、あんまり勉強してないあの人に負けた」
というのは、自分が効率の悪い勉強をしているからです。
部活をしていたりで勉強に使える時間が少ない人は、特に効率性を重視した勉強をする必要があります。
効率良く勉強したい人におすすめの勉強法はこちら
少ない時間で中身の濃い勉強をしたいのなら、学習方法にこだわりを持つようにしましょう。
ここでは、効率良く勉強したい人におすすめの勉強法を紹介していくので、是非こちらを実践してみて下さい。
試験当日までの勉強計画を決めよう
まず重要になるのが試験本番までのスケジュールです。
「この日までにこの単元を終わらせる」「この日までに模試で○○点取れるようにしておく」
というような、勉強計画は絶対に必要です。
何も計画を決めないで続けてしまうのは、行き当たりばったりの勉強だといえます。
試験の日から逆算して合格までの道筋を決めておくことで、その試験に最高の状態で臨めるでしょう。
もちろん、計画通りにいかないこともあるでしょうし、計画以上にことが進むこともあります。
そのときは、計画を下方修正したり上方修正するのも忘れないようにして下さい。
得意科目よりも苦手科目を集中的に行う
受験勉強をする際に悩む部分である「長所を伸ばすか?短所を補うか?」という問題。
「とれる科目を確実にとりにいくか、とれない科目をとれるようにするか」
という部分に悩む高校生は多いです。
トータルの点数アップを目指すのなら、短所を伸ばす学習をするのがおすすめです。
得意な科目で90点とれる人が、さらに点数を伸ばそうとするとそれだけ深い勉強をする必要があります。
逆に、50点しかとれない苦手科目があったとしても、そこから15〜30点くらいなら特に深い知識を要せずとも、伸ばすことができるでしょう。
得意科目と苦手科目では、点数を伸ばすために必要な知識の量が大きく変わってきます。
もちろん理想は全てを得意科目とすることです。
しかし、それができないのならまずは苦手科目の点数を伸ばせるようにして下さい。
いろんなテキストに手を出しすぎない
高校生がしてしまいがちなダメな勉強方法として多いのがこちらです。
いろんなテキストに手を出してしまい、結局中途半端になってしまうと、全ての範囲の学習ができなくなります。
まずは、一冊のテキストだけで勉強してみて下さい。
そして、そのテキストが終わってから次のテキストに手を出すようにしましょう。
書店には多くのテキストがあります。
「今使っているよりもこっちのほうがいいかも」
と、次から次にテキストを変えるような受験生がいますが、これはお金と時間を無駄にする行動です。
最初に「これだ」と決めたテキストで勉強して、終わってから次のテキストで勉強を始めるようにして下さい。
勉強をする場所も重要になる
効率の良い勉強をするのなら、勉強する場所も大事になってきます。
勉強をする場所によって集中力が変わるので、自分が最も集中できる場所を選んで勉強をするようにしましょう。
騒がしい場所で勉強をしても、効率が悪い学習になってしまいます。
「自分が一番集中できる勉強場所はどこだろう?」というのを考えて場所を選ぶようにして下さい。
勉強中はスマホは机に置かない
高校生なら誰もがスマホを持っている時代です。
このスマホは、誘惑が詰め込まれたアイテムでもあります。
勉強中は電源を切って机に置かないようにしましょう。
たとえ電源を切った状態でも、視線に入る場所にスマホを置いてしまうと気が散ってしまうものです。
「友達から連絡が来てるかチェックしたい」
「スマホに入っている音楽を聴きたい」
「スマホでゲームをして息抜きをしたい」
と、別のことを考えてしまうこともあります。
視線に入らない場所にスマホを置いておくことで、スマホの存在自体も忘れられます。
調べ物をする際に利用するのは構いませんが、使い終わったら電源を切って目に見えない場所に置いておくようにして下さい。
スキマ時間も有効に使おう
机に向かって行う勉強だけではなく、スキマ時間も有効に使うようにしましょう。
移動中にチェックできるような英単語アプリや、暗記科目の暗記帳などを作っておくことで、スキマ時間を無駄にすることはなくなります。
移動中などはボーっとするのではなく、この時間も学習に充てるようにして下さい。
正しい勉強の仕方を理解することが志望校合格への近道
「勉強をしてるけど思ったよりも成績が伸びない」という人は、勉強の仕方を間違えている可能性があります。
正しい勉強の仕方を理解することで、短い勉強時間で質の高い学習が可能です。
成績の伸び悩みを感じている高校生は、自分の勉強の仕方を一度見直して悪い部分がないかをチェックしてみましょう。
正しい勉強の仕方を理解するというのは、志望校合格への近道でもあります。