勉強をする際にボールペンを使う人もいます。
間違っても消せないボールペンは、扱いづらいように見えますが、これを使って勉強することで多くのメリットを得られます。
そんなボールペンでの勉強をおすすめする理由などを紹介するので、是非チェックしてみて下さい。
ボールペンを使って勉強している人が多いって本当?
勉強をしていて何かを書くときに、シャーペンを使っている人が多いと思います。
シャーペンは間違っても消せるので、学生がノートを書いたり問題を解くときに最適だと考えられてきました。
しかし、最近では「ボールペンのほうがいいんじゃないか?」という声も広まっています。
ボールペンの特性が勉強に適していると考えられるようになってきているのです。
現に、受験勉強をする際にボールペンを使う高校生も多く、最近の受験生の新常識にもなりつつあります。
ボールペンで勉強するメリットはこちら
シャープペンと違い、ボールペンは消せないので使いづらそうにも見えます。
勉強でボールペンを使う人は、どんな目的で使っているのでしょうか。
ここでは、勉強にボールペンを用いるメリットをいくつか紹介していきます。
文字が薄くなることがない
ボールペンは一度書いたら消せないものです。
これは受験のための勉強では、メリットだと考えることができます。
受験勉強中に、昔使っていたノートを見返すこともあるでしょう。
このときにシャープペンでノートを取っていたら文字が薄くなることがあります。
ノートを見返しても、「何が書いてあるかわからない」というのでは、ノートを取った意味がなくなります。
しかし、ボールペンは時間が経っても消えづらいものです。
もちろん、何十年もすると文字が薄くなることはあるでしょうが、受験勉強をする期間では消えることはありません。
消えないという特性は、受験勉強をする上で利点になるものです。
自然な色分けができる
ノートをまとめるときに、赤ペンなどを使って色分けを行うこともあると思います。
このときに、シャープペンで書かれているノートに、赤ペンを使ってしまうと不自然な色分けになってしまいます。
シャープペン特有の薄い文字の中に、濃い赤ペンを使うというのは、赤の部分だけが目立ってしまうものです。
ある程度、濃い字を書ける黒ボールペンだと、このようなことはありません。
また、シャープペンで書いた字は蛍光ペンでマーキングすると見づらくなってしまいます。
マーキングした部分に何が書いてるのかわからないというのでは、マーキングをした意味がありません。
黒のボールペンは文字が濃く、他に使う色ペンや蛍光ペンに負けることはないので、ノートをより自然にまとめることができます。
何度も芯を補充する必要がない
シャープペンを使っている人は、筆箱の中に芯も一緒に入れていると思います。
勉強時間が増えれば増えるほど、芯を何度も入れ替えなければなりません。これを面倒に感じる人も多いでしょう。
しかし、ボールペンは、1本を長く使えるので入れ替える必要はありません。
買った後はインクがなくなるまで長い期間、使い続けることができます。
シャーペンのように芯が折れることもないので、ストレスを感じることなく使い続けられるでしょう。
勉強するために使うおすすめのボールペンの選び方
この記事を見て、「ボールペンを使って勉強してみようかな」と感じた人に向けて、おすすめのボールペンの選び方を解説していきます。
ボールペンによって使い心地などが大きく変わるので、こちらを参考にして自分に合うものを選んでみて下さい。
使っていて疲れないボールペンを選ぼう
ボールペンはその商品によって、握り心地が大きく変わってきます。
グリップ部分が細いものもあれば太いものもあり、この部分のサイズが自分に合わないと、使っていると疲れてしまうこともあるでしょう。
特に、受験生は勉強時間が多くなるので、合わないものを握り続けているとそれだけ勉強の効率も落ちてしまいます。
ボールペンを選ぶときは、必ず自分で握って試し書きをするようにして下さい。
試し書きをしてみて、長時間握っても問題ないようなら購入するのがいいでしょう。
また、試し書きでは文字の書きやすさのチェックも忘れないように行って下さい。
三色ボールペンは勉強効率を上げてくれる
文字色を変えるときは、別々のペンを使っていると効率が悪くなってしまいます。
勉強をするときのおすすめは、三色ボールペンです。
複数の色を1本で使えるペンは、いちいち持ち変える必要がないので手間をかけずにノートを仕上げられます。
効率性を重視するのなら、複数の色が使えるボールペンを選ぶようにしましょう。
標準的な0.5mmが一番おすすめ
ボールペンによって書ける文字の太さが変わってきます。
0.3mmの細いペンは字を綺麗に書けるとして人気です。
しかし、文字が細くなってしまうと後から読み返すときに見づらくなってしまいます。
「細すぎて何が書いてあるかわからない」ということもあるでしょう。
文字の太さは標準の0.5mmを選ぶようにして下さい。
0.5mmだと後で見返したときでも見やすいですし、そこまで太くないので字を綺麗に書くことができます。
細すぎず太すぎない0.5mmは、勉強をする上で最も適したサイズだと言えるものです。
ボールペンを使って受験勉強の効率化を目指そう
長い受験勉強をしていると、気分が上がらないときもあるでしょう。
これまでシャープペンを使っていた人が、ボールペンを使うことで気分転換にも繋がります。
また、ボールペンは気分転換だけではなく、この記事で伝えたように効率化も目指せるものです。
受験までは限られた時間しかありません。
一秒でも無駄にしないために、ボールペンを使って勉強してみて下さい。